島熊山の雑木林を守る会 島熊山へ ここは豊中か!
島熊山雑木林を守る会(写真1)  ここが島熊山だ(写真2) 

ここは豊中市か?(写真3)

 秋が深まります。さて、深まるといえば3年生の島熊山観察による学びです。11月15日、島熊山の雑木林を守る会のみなさん(リーダー)と一緒に「みのりの秋を見つけよう」というテーマで、島熊山に赴き学びと体験を深めてきました(下写真)。

みのりの秋を見つけよう​ 島熊山雑木林を守る会 冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続き(三寒四温)春がやってくるというが、秋にも当てはまるのか。15日は温かった。で、暖かな「島熊山雑木林を守る会」登場である。こちらのボランティア団体さんは島熊山の雑木林を守り、育て、啓蒙することを目的として自然保護活動を実施されている団体で、1991年3月から活動されている(写真1)。この日は7名の方がリーダーとして3年生の学習活動のために駆けつけてくれた。

  聞いて触って見っけ 3年生島熊山観察隊は歩いて10分足らずで島熊山に到着した(写真2)。西丘からこんなに近いところにこんな自然があるなんて。子どもたちは、西丘小の場所もかつては島熊山だったことに驚く。ミヤコグサの草原に着くと早速見つけた。「どんぐりが落ちてる!」拾ったどんぐりの名前をリーダーが教えてくれた。「それはアベマキ、こちらはコナラ」。絵と実物をもとに解説してくれるお話はわかりやすい。「カマキリの卵を見つけたよ」「でっかいクモの巣がある」。見つけた虫の豆知識もリーダーさんは次々と3年生に吹き込んでくれる。自然がいっぱい。ここは豊中市なのか(写真3)。山といいながら標高は100mから120mしかならない。鳴るのはササ笛だ。クズの葉を手にくるんで「ポン」と鳴らす。自然は楽器にもなる、を学んだ。観察は続く。最後はクロマツ林で樹の年齢の数を教えてもらった。子どもたちの袋の中は秋のお土産でいっぱいだ帰り道で服にいっぱいひっつきむしをひっつける。種の運ばれ方までお土産にした。

 校長「西丘小学校のすぐ近くにある自然豊かな島熊山ですが、子どもたちは普段なかなか行く機会がありません。毎年、3年生が島熊山の雑木林を守る会のみなさんに連れて行ってもらうこの学習は、子どもたちにとって貴重な自然体験となっています。ありがとうございました。守る会のみなさま、生き生きと自然に触れられる体験を今後ともよろしくお願いします

にしおかの秋 島熊山で 触って見っけ