大阪の野菜 大阪の野菜を見る 修了書

出前授業 大阪の野菜(写真1)

出前授業 食農教育(写真2)

出前授業 修了書(写真3)

 金木犀の香が漂い秋の深まりを感じます。さて、10月18日(金)の2限目、5年生は多目的室に集合です。食育に対する興味や関心を高めたい!と農業に関するプロの方をお招きし、出前授業「食農教育」を実施していただきました(下写真)。野菜の香りが学びを深めます。

 食農教育 JAさん食農教育 5年生はその道の専門家 「JA(農業協同組合)大阪北部」さんから地産地消について学んだ。JAの職員さんお三人が、たくさんの野菜をかごに詰めて多目的室に現れた。出前授業が始まる。「この野菜は何でしょう」5年生「ほうれんそう!」JA「正解は小松菜でした」。意外と食べたことがある野菜の見た目を私たちは知らない。日本の食料自給率はだいたい40%だとも知る。自給率の高い食べ物は、お米、野菜だと知った。低い食べ物は、大豆、小麦、牛肉・・・結構多い。では大阪は?なんと大阪の食料自給率は1%だそうだ。他府県や世界各地からの食材で大阪の胃袋は支えられている。江戸時代天下の台所と呼ばれた大阪は健在だ。

 大阪府で収穫量の多い野菜、地産地消についても楽しく教えていただいた(写真1)。SDGSの観点からも地産地消(地元で生産されたものを地元で消費する)がいい。学ぼうぜ食べようぜ5年生。大阪で採れた野菜を大阪の人が食べることは食の安心・安全にもつながる。授業の最後、今朝大阪で採れたお野菜さんに触れた(写真2)。ピーマン、さやいんげん、オクラ、バジル、黒枝豆、リーフレタス、ズッキーニ、ししとう、ケール、とうがん、レモン、トマト等、すべて大阪で採れた野菜さんたちだ。笑顔で野菜に触れる5年生は、野菜たちに「もっと食べてね」と言われているようだった。西丘小5年生は地域農業の応援団となる(写真3)。

 校長「食育に関わるひとつが”食農教育”です。自給率を上げるためには①和食をとる②食べ残しをやめる③旬のものを食べることが大事という話は印象的でした。大阪の人が食事でご飯をもう一口ずつ多く食べると自給率は1%上がるそうです。5年生は給食をさらに残さず食べたい!と思ってくれたのではないでしょうか。JAの職員のみなさま、ありがとうございました。」 

笑顔の輪 大阪産に 学ぶ秋