7月18日 善力全進×つなぐバトン=修学旅行5 報告集会
聴いて、な。報告集会(写真3) | 「HEIWAの鐘」合唱(写真2) | 6年生から5年生へ(写真3) |
みーんみん。蝉の鳴き声が賑やかになり、青空と入道雲が仲良く夏を色濃く映します。さて、映すといえば7月18日(木)は、6年生の「修学旅行報告集会(下写真)」です。自分たちがどんな思いで広島へ行き何を学んできたのか、1年生から5年生の心に映し平和のバトンをわたしました。
修学旅行報告集会 修学旅行とは6年生が小学校集団生活の集大成として1泊2日で行く旅行である。西丘小6年生は広島へ向かった。広島で起こったことを現地で実際に体感、そして普段できない経験が学びを深める。6年生は修学旅行での学びをもとに、自分たちで平和をつくっていかねばならないと誓った。報告集会では、6年生全員が1年生から5年生へ「平和の大切さ」を伝えた。
冷風扇の音だけが体育館に響く。代表児童がマイクを持って話し始める(写真1)。聴いて、な。もちろん。6年生「・・・平和記念公園に着くとまず原爆ドームがありました。がれきが被爆したときのまま残っていました。平和の鐘を実際に鳴らす。心に響く音色でした。原爆の子の像の前でセレモニーの様子を動画でご覧ください(動画)。途中で黙とうをするところがあります。黙とうを言う言葉の後みなさんも一緒にやってみましょう。平和記念資料館では貞子さんが折った折り鶴を見ました。最後まで折れなかった折りかけの折り鶴は、とてもきれいで一生懸命折っているのが伝わってきました。・・・今、世界で実際に起こっている残酷で悲惨な戦争が1日も早く終わることを強く願います。戦争は『絶対悪』です。戦争による解決などあり得ません。戦争は憎しみと苦しみ、そして悲しみしか生み出しません。核兵器や戦争がない平和な世界になるように、この修学旅行で学んだことをしっかりと後世に伝えていきます」。6年生全員で「HEIWAの鐘」を合唱した(写真2)。気持ちのこもった歌声が体育館に響く。6年生の善力全進はとまらない。
校長 6年生のまなざしと歌声には平和への強い気持ちがあらわれていました。報告集会の後で6年生は5年生の教室へ行き、グループごとに感じたことをまとめ発表(写真3)してくれました。6年生が、自分たちで撮影した写真をもとに説明する内容を5年生は息を飲んで聞いていました。平和のバトンは確かに渡されました。これからも西丘小学校児童は平和のために走り続けます。
笑う夏 平和呼び込む みーんみん