行ってきます集会 千羽鶴 合唱

6年:行ってきます集会(写真1)

千羽鶴:平和の願い(写真2)

歌:ヒロシマのある国で(写真3)

 夏の足音が大きく聞こえてきました。さて、6月25日(火)から2日間、6年生は広島へ修学旅行に向かいます。6年生は6月19日朝、体育館で「行ってきます集会(写真1)」をおこない、全児童にその思いを伝えました(下写真)。修学旅行の足音はもう、そこまできています。

行ってきます集会 「広島」に行く前に 19日朝、体育館に全児童が集合して、「行ってきます集会」をおこなった。これまでに6年生は全校児童に向けて、「おりづる朝会」で平和の思いを込めて「おりづる」を折ってもらうようにお願いしていた。千羽鶴(写真2)も披露される。自分たちがどんな思いで広島に行くのか、何を学んで来るのか、発表の最後、6年生の「行ってきます!ありがとうございました」の声に呼応して、1年生から5年生までの児童の「ありがとうございました」の声が響いた。

 「行ってきます集会」 今、わたしたち6年生は、平和学習を通して、戦争の恐ろしさ、残こくさを学び、日常生活の尊さを感じています。当たり前だと思っていた幸せが、いとも簡単に壊されてしまうことに強い恐怖と怒りを感じています。私たちは6月25日、26日には広島へ修学旅行に行き、戦争や平和について学習してきます。そこで今日は、みなさんに少しでも戦争の恐ろしさと日常の大切さについて考えてほしいと思い、「行ってきます集会」を行うことにしました・・・。最後に「ヒロシマのある国で」を歌います。同じ地球に生まれた私たちの命の重さは、みんな同じです。誰一人として辛く苦しい思いをすることなく、幸せに暮らしていくべきです。1年生から5年生のみなさんも、ぜひ一緒に願いを込めて歌ってください(写真3)。

 校長 6年生は当時小学生だったさだこさんという女の子のお話をしてくれました。さだこさんは被爆しても生きることを決してあきらめません。看護師さんから「千羽鶴を折ったら願いがかなうよ」と言われたからです。さだこさんは生きたかったのです。熱が出ても病気が悪化しても…つるを折り続けました。思いは届かず12歳でなくなりましたが、平和を願う気持ちは西丘っ子の心へ届けてくれました。千羽鶴は6年生と一緒に平和への願いを込めて広島へささげてきます。

初夏の朝 ヒロシマ学ぶ 西丘っ子