豊中市消防局 豊中市消防署救命隊 西丘小AED

豊中市消防局(写真1)

豊中市消防局救急救命課(写真2)

西丘小AED(写真3

 雨に映えるアジサイが命輝く季節となりました。さて、命輝くといえば、10日(月)の「ジュニア救命講習」です。西丘小学校ではプールの授業が始まるこの時期、いざに備えて6年生全員が受講します。豊中市消防局救急救命課から救命隊の方にお越しいただき(写真1)、体育館で「命を助ける」授業をおこなっていただきました(下写真)。
ジュニア救命講習 ジュニア救命講習 心臓の病気等で毎年約7万人の方が突然死されている。だが、心配蘇生をおこなえば助かる人は2倍に増える。豊中市消防局では、平成22 年度から豊中市内の小学5、6 年生を対象に、簡易キットを使用した「ジュニア救命サポーター事業」を実施してくれている。ありがたい。救命講習を通して子どものころから命の大切さや応急手当の重要性を学んでもらおう。人が倒れているのを発見した時、あなたは何をするか、何ができるか。当然119番通報して救急車を呼ぶ。問題はその後だ。1分1秒を争う。

 心配蘇生法開始! 6年生児童一人ひとりに簡易キットが配られた。隊員の動きと声をまね(写真2)実際に心肺蘇生法をやってみる。人が倒れていた。勇気をもって!児童「周囲の安全確認よし。反応の確認」、続けて二人を指名する。あなた、○○さん!「119番通報を。救急車をお願いします」、「△△さんはAEDを!」、次に胸の動きを見て呼吸の確認をする。呼吸がない、えー大変だ。落ち着いて。すぐに胸骨圧迫を開始しよう。救命率はぐっと上がる。AEDを使って心室細動を止めることができれば助かる人は4倍に増える。西丘小のAEDは体育館テラス東側側壁にある(写真3)。隊員「人が倒れている場面には遭遇してほしくない。でも遭遇してしまったときに、あなたの勇気ある行動が人の命を救うことになります」

 校長 教職員も救急救命講習を7日午後に受けました。事故は起こらないことが一番ですが、起こる可能性がある限り備えなければなりません。職員には、救命講習について「知っていること」を再度確認して意識をより高めてほしいと願っています。勇気をもって行動する大切さを学ぶ「ジュニア救命講習」をこれからも毎年実施していきます。輝く命を守るために。

教職員救急救命講習を終えて  大人の目 命を守る 初夏の午後