2学期終業式
今日2学期終業式を迎えました。式では校長から以下のことを話ししました。
「早いもので2学期も今日で終わりです。そして2024年ももうすぐ終わります。この1年を振り返っていかかでしたか。世間では今年の漢字は「金」でした。ほかに正月に起こった能登半島地震の「災」や、大谷翔平選手の活躍の「翔」、新紙幣発行の「新」などが候補としてありました。
みなさんは、この1年を振り返っていかがでしたか。昨日各学年の集会がありましたね。議員や各係のみなさんから、クラスや学年の良かったところや反省すべきところ、また委員会仕事の取り組みや反省、それから3学期に向けての思いが述べられていました。しっかり受け止め協力していきましょう。
次に、一人一人はいかがですか。十七中の合言葉「人とのつながり大切に 笑顔の花を咲かせよう」を意識して、人とのつながりを大切に、信頼関係を築いてきたのか、自分の目標に向かってしっかり取り組み、努力できたでしょうか。この振り返りの参考になるのが、先週あった三者懇談です。先生方は、皆さんのことを真剣に考え、いろいろな話があったとおもいます。良かった点はさらに伸ばし、できていなかったところを指摘された人はそこをどう克服するかよく考え、次の自分への成長の糧にしてください。
さてあすからはじまる冬休み、1年の節目の時期になります。1週間後の来週火曜日は1年の終わり12月31日大晦日です。大晦日に鳴らされるお寺の鐘は「除夜の鐘」。ちょうど正月へと日付が変わる深夜0時をまたいでつかれます。鐘をつく回数は108回。私たちを苦しめる悩みは108個あるといわれています。その108の煩悩(私たちを苦しめ、悩ませる心)を払うため鐘をつくと言われています。この除夜の鐘で、今年できなかったこと、しなかったことを後悔するという悩みを取り去ってもらい、晴れ晴れと1年の始まりの正月を迎えましょう。
煩悩を払って元旦。「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」といわれるように、その日に為すべきことは朝に計画を立て、その年に為すべきことは元旦に計画を立てようということです。何事もはじめに計画を立てるのが肝心ですという言葉ですが、計画を立てるためには、今まで出来ていたところ、できていなかったところをしっかり振り返ることが大切です。いい計画をたてるためにはいい振り返りをしていきましょう。
1月8日に始まる3学期は、それぞれの学年のまとめの学期であるとともに、次のステップへの準備の学期です。3学期をしっかりと歩み始められるよう、またこの一年をしっかりと歩み始められるよう、この節目の時期をしっかり過ごしてください。みなさんが1月8日3学期始業式に新年の抱負を胸に元気に登校してくることを、先生方みんなで楽しみに待っています。
最後になりますが、健康に留意して体調管理をしっかりして、元気に冬休みをすごしてください。よいお年を迎えてください。」