校 長 道 上 博 行

 日頃は本校の教育活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。

 この度、国において決定された新学期以降の学校におけるマスク着用の考え方の見直し等を踏まえ、豊中市教育委員会より「生徒及び教職員については、学校教育活動に当たって、マスクの着用を求めないことを基本とする」等の方向性が示されました。

 そのような中、新年度を迎え4月7日(金)に第51回入学式、10日(月)には始業式を終え、新学期がスタートしました。今年度、本校は創立50周年を迎えましたが、このことを節目に、さらに子どもたち一人ひとりが輝ける教育活動を進めてまいりたいと思います。

 これまで子どもたちには「感動すること」「相手への想像力を心がけること」「つらい思いや悩みを一人で抱え込まず、命を大切にすること」を伝えてきましたが、始業式では、加えて「自治の力」を培い発揮してほしい、と伝えました。創立50周年を迎え、次の50年に向けた新たな学校づくりが始まりましたが、その主役は一人ひとりの子どもたちです。魅力ある学校を創造するには、大人の力も必要ですが、もっとも必要なことは子どもたちが持つ力です。正しい判断で、自ら治める力の結集が、次代に向かった十二中を創る原動力になると考えています。

 新型コロナウイルスの感染は終息したわけではありませんが、学校は元の姿を取り戻しつつあります。子どもたちとともに、職員一同力を合わせて、誰にとっても安心、安全な充実した学校づくりを行ってまいります。保護者のみなさまには、今後とも、ご理解、ご協力、ご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

                                    令和5年(2023年)4月 

 

しだれ桜

 

 

  

             

 

 

十二中の校門をくぐると、卒業生や教職員が心を込めて育ててきたしだれ桜が、十二中を静かに見守ってくれています。春には見事に咲き誇り、十二中生を応援してくれています。