8月26日、豊中市全ての中学校での完全給食が始まった。

配膳員さんも3名から7名に増員されて、夏休みにシミュレーションを繰り返され、いよいよ今日の日を迎えた。教職員は昨日、最終の打合せを終えていた。

本校は4階が1年生、3階が2年生、配膳室のある2階が3年生となっている。

10時過ぎにまず牛乳が到着。1階からエレベーターで2階の配膳室にカートに載せて運搬。さすがに27クラス、1000個を超える牛乳となると、一度にというわけにはいかない。

そうこうしている間に、ランチBOXとご飯(お米)と汁物が届く。今日の汁物はカレーだ。牛乳と並行して、これらも1階からエレベーターで2階の配膳室にカートに載せて運搬。

エレベーターのスピードが遅い。段差で発生するガチャガチャという音が授業中の勉強の邪魔にならないか業者の方は気にしながらの作業だ。

試験中ならいざ知らず、この程度の音にも気を遣われての作業なのだと思うと申し訳ない、そういう時代なんだね。

配膳室では、ランチBOX、ご飯、カレー、牛乳を、各クラスごとのカート27台、プラス職員用1台に分ける作業が行われる。

今日は45分授業だったので、各クラス前にカートを設置し終わったのは、4時間目が終わる2分前だった。配膳員さんたちの「間に合った」という安堵の表情が印象的だった。

今日は初日なので、慣れてくると搬入時間はまだまだ短縮できるだろう。しかし、50分授業であっても、雨の日だったり、交通渋滞があったらと、臨機応変な対応の覚悟が必要だろう。

4時間目の学級活動で全クラスが給食の説明をして、いよいよ始まった。生徒の方がテキパキ動けていたが、ここでもかなりの時間がかかった。いつもより昼休みのグラウンドで遊ぶ生徒の数は少なかった。

こんな感じで全員給食の初日は終わった。

課題はやりながら解決していくことだろう。慣れていくということは大切なことだ。