寒さで校門に立つのがだんだんつらくなってきた今朝の出来事である。

なるほど「11中あるある」だなと思った。

本校は自由服(私服)であり、きめられた標準服(制服)がない。

これは、1995年11月22日に制定された「生徒憲章」によるものだ。

「自由」の捉え方は難しいこともあるが、私服が当たり前になると、服装の乱れの指導から始まるのではなくもっと違うところを見ていかなくてはと考えるようになる。

もちろん各家庭が「常識的」な服装で通わせていただいているから言えていることだが。

 

さて、今朝はまるで公開模試の会場のように、学ランに始まりいろんな制服が登校してきた。

そう、今日は願書用の写真撮影の日なのだ。そのための「制服」姿なのだ。

何とも言えない違和感である。

 

今日も毎度の遅刻ギリギリダッシュ組のメンバーが「チャイムまであと何秒?」と走りながら尋ねてくる。「あと40秒!!」「余裕やん」と言い返しながら走り去っていく。

チャイムの15秒間を加えたら約1分。2階の教室までは楽勝で間に合うだろう。

 

しかし諸君、高校では上履きに履き替えるというもうワンステップ加わるのだよ、この調子で大丈夫かな?!

上履きの無い生活に慣れている11中卒業生は、高校の入学式の日に土足で教室に居たりするらしい。これは先日「進路を語る会」に来てくれたOB・OGから聞いた「11中あるある」だそうだ。

さぁ、冬来りなば春遠からじ。受験生頑張れ。