ポリッシャー 踊るポリッシャー 安定ポリッシャー

秘密の道具:ポリッシャー(写真1)

1年教室:ポリッシャー(写真2) 

2年教室:ポリッシャー(写真3)

 九中中庭の桜がつぼみをつけました。春近しです(下写真)。さて、3月16日(月)、17日(火)は環境整備の先生は気合いが入っていました。生徒のいない今、教室の床を徹底的にきれいにしよう!ということで、ポリッシャー君の登場です。近隣の学校からもポリッシャーをお借りし1、2年生の教室の床をぴかぴかにしました。また、今日はスクールカウンセラーの先生最後の勤務日でもありました。桜はもうすぐ。

 踊るポリッシャー 

 ポリッシャーとは、モーターで円形のブラシやパッドを回転させて効率良く床を磨く清掃の機械である。頑固な汚れや黒ずみも一網打尽!使ってみて初めてその値打ちや性能がわかるのだ。だが使い方にはご用心をしなければならない。経験の浅い人がやるとポリッシャーが踊り出すのだ。おっとととと少し周りにいる人が危ない。ポリッシャーを踊らせないようにするには、水平を保ち均一に動かしていくのがポイントとなる。

 ポリッシャー君が教室へ現れた(写真1)。一見50周年のタイムカプセルに似ているが違った。あくまでも清掃の機会に現れる機械である。本当にポリッシャーで黒ずみは取れ床はきれいになるのか?不安が残る。ポリッシャー君にプレッシャーがかかる。コンセントを入れポリッシャー君がぐぃーんと動き出した。水と磨き粉をTぼうきで押す。その上をブラシが力強く回転する。経験豊かな先生がスムーズに動かしていく。交代してみよう。経験がない先生がプレッシャー君を持った。ポリッシャー君に振り回されUFOのように動いた。”おっとと”。おかしいが、ここはお菓子ではない。校長先生も手伝う(写真2)。慣れるとポリッシャー君の動きが滑らかとなった!みるみるうちに黒ずみを撃破していく(写真3)!きれいにならないという不安は取り除かれた。

 「不安」を「心配」に・・スクールカウンセラー(SC)の田辺です。

 不安は取りのぞくといえば、スクールカウンセラーの田辺さんです。今日は田辺さん最後の勤務日でした。臨時休校で、不安になっている生徒のみなさんへアドバイスをいただきました。

 SC:新型コロナウイルスで大変な騒ぎになっています。得体の知れない新しいウイルス…、不安ですよね。人は、未知のもの、得体の知れないものに「不安」を覚えます。「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」という句がありますが、これは、(恐らく暗闇の中で)幽霊だと思って恐れたものも、よく見るとただの枯れすすきだったという、よくある日常を描いたものです。幽霊は得体の知れないものなので不安になるのです。しかし、その正体がすすきだとわかれば、恐れる人はほぼいなくなるでしょう。

 得体の知れないものに対する「不安」は、抱えているにはしんどいものです。どうすればいいかわからないからです。しかし、私たちを不安にさせているものの正体が分かれば、その不安は消失したり、問題点がはっきりとしてくることで対処法がわかるようになります。今回の新型コロナウイルスに関しても、「不安」に踊らされることなく、正確な情報を得て適切な対処をするようにすることで、「不安」を「心配」に変えていきましょう。WHOや、厚生労働省の情報は正確なものですが、インターネット上の情報には、正確でないものも含まれます。正確でない情報に惑わされると、また不安になってしまいます。

 とは言え、まだまだ研究も始まったばかりのウイルス相手ですから不安が尽きることはありません。その都度、正しい情報を得て適切に対処していくことで、心身ともに健康を保ちたいものです。

 できること こころ磨いて 春を待つ