放送室

阪神淡路大震災 

 放送に注目

放送室から全校朝礼(写真1)

阪神淡路大震災資料(写真2)

スピーカーに注目!!(写真3)

1月の全校朝礼 今週に入りインフルエンザによる欠席者数が増加しています。そこでインフルエンザ予防のため、全校朝礼は体育館ではなく放送室(写真1)から声を教室へ届けることにしました。校長先生のお話(写真2)、各委員会はパワーポイントを用意していたのでちょっと残念でしたが、伝えたい内容をスピーカーをとおしてしっかりと訴えました(写真3)。全校朝礼イン放送室

 ①校長先生のお話・・おはようございます。今から25年前の音声を聞いてください。(阪神淡路大震災の音声・・・消火の音、くずれる音 夢なら覚めて欲しい NHKニュースより)、25年前の1月17日5時46分、人の力では防ぐことができない予想だにしない天災が起こりました。高速道路が倒れ、電車が転覆し、その横では大火災がおこるなど6千人以上の命を奪った阪神淡路大震災です。当時を知らない皆さんにも何があったか知って欲しい。忘れてはいけない教訓がたくさんあります。(中略)

 さて、学校での事故を考えたいと思います。日本スポーツ振興センターによると、学校事故はH14年度からH16年度までの学校事故は322万件あり、そのうち校舎内が21万件、校舎外が68万件と3倍。学校外(通学路など)は16万件あります。学年が上がるにつれて増え、中学2年がピークとなっています。学校事故で特に気をつけて欲しいのが命に関わる転落事故です。2018年大阪府のある中学校で休憩時間中に男子生徒が校舎4階から転落して亡くなるという事故がありました。生徒は4階の渡り廊下にある吹き抜けの高さ1・5メートルの柵に上って遊びジャンプしていたそうです。学校事故の中には、気をつけていれば防げる事故が多くあります。君子危うきに近寄らず。九中生危うきに近寄らず。安全を意識して学校生活を過ごしてください。

 ②生徒会からの報告 会計委員会ダルニー奨学金 次の日曜日お年玉はがきの当選発表があります。はずれた書き損じはがきをよろしくお願いします。図書委員会:図書祭りの発表は、2月に延期します。

 保健委員会保健委員会では、学校生活安全アンケートをおこないました。今年度の九中でのケガの発生件数です。1学期は、394件。2学期は、415件。合計809件のケガが校内でありました。そこで委員会では、九中での生活で、危険だな・ケガしそうだなと思った遊びや行動や、教室・校舎・グラウンドなどで怪我しそうだなと思う場所を調べました。(中略)教室で走り回り転倒したときに、机に頭をぶつける。廊下を走り、ほかの人とぶつかる。人に物を投げて渡し、ほかの人にあたる。窓に座ってしゃべる。ケガを予防するためには、『どんなことをしたら、どのような結果につながるか』想像することが大切です。学校生活のなかで周りに、危険な行動をしている人をみかけたら、けがをしないように声をだして注意してください。みんなが安心して過ごせる環境を自分たちで作っていきましょう。

 次に、インフルエンザについてです。後期保健委員で活動目標を話し合い、「手洗い・うがい・換気をしっかりして、インフルエンザを予防しよう。」に決まりました。

 ③指揮の先生から 今日は1つ話します。それは登下校の安心安全についてです。昨日担任の先生から不審者情報を伝えられたと思います。下校時間の17時はまだ多少明るくても、みるみるうちに暗くなり、17時半には真っ暗な日もあります。そういう場面を不審者は狙っています。寄り道せずに、家に帰ってほしい。できる限りだんご下校してほしい。危険を感じたら、近くの地域の方やお店に助けを求めてほしい。学校に戻ってきても構いません。この中に怖い思いをしている人もいます。今後そういった思いをする人が出てほしくありません。一人ひとりが気をつけて登下校しましょう。(参照14日発行:地区委員巡視メモ)

 天災は忘れた頃にやってくる  寺田寅彦