非常放送  口を押さえて避難  体育館へ避難!

火災発生 非常放送(写真1)

火災発生 避難する(写真2)

火災発生 体育館へ(写真3)

 C棟から火災発生 7月に入り梅雨らしくなってきました。今日は雨の中あいさつ運動です。さて、6月28日期末テストの最終日、テストが終わりホッとした瞬間です。C棟から火災発生!避難訓練を実施しました。目的は安全を第一に考え、防災の意識を高めることです。避難訓練の合い言葉は、「お・は・し・も」です。押さない。走らない。しゃべらない。戻らない。担任の先生から避難時の注意を受け運動場へ!の予定でしたがグランド状態不良のため体育館に避難しました。避難訓練

 午前11時15分火災発生 

 豊中市立第九中学校C棟2階男子トイレから白い煙があがった(つもり)。「火事だ!」火炎発見。先生が報知器に走った、押した。ジリジリジリジリーンー。教頭先生が緊急放送を流す。ううーーーー(写真1)。「先生方は教室の窓を閉め、出火場所を避ける形で避難誘導を始めてください」。HRでは、担任の先生から避難経路の確認、外へ出るときは上靴のままでいい。校舎内は、ハンカチ等で口をふさぎ、走らないことなどなどの注意を伝える。マニュアルでは出火場所はA棟2階の男子トイレなのだが、昨年質問がとんだ。「出火場所はいつもA棟2階の男子トイレなんですか?」出火場所を変える必要がある・・・。今年はC棟2階男子トイレに変更する。

 1分後、放送の指示で一番最初に体育館に逃げたのが2年生だった(写真2)。校内では走らない。校舎を出て体育館までの渡り廊下は小走りで(写真3)。クラス単位で避難した。生徒たちが体育館に集合した後、全体指揮の先生が、九中生・職員の全員無事を確認する。避難が早ければ早いほど被害は少ない。   

 消火器の使い方 その時に備えて避難訓練(左上写真)~

 校長先生の講評「1年前にも避難訓練をおこないました。何のために毎年やるのでしょうか?それは忘れないためです。人が何かを学んだ時、20分後には4割、1時間後には約6割忘れます(エビングハウス忘却曲線)。しかし、その知識が自分にとって意味のあるもの、重要なものであると忘れにくい。避難訓練は命を守るために重要だからおこなっています。いざという時に自分の命を救うためにするのです。災害がおきた時、助かる人と残念ながら助からない人がいます。何が生死を分けるか。運だけではありません。火災報知機が鳴っても放送を聴いていない。聴いてなければ火元に向かって逃げるかもしれない。ハンカチや手で口をおおわないと煙を吸います。火災が起きたら、放送の指示に神経を集中しハンカチや手で口をおおい行動しましょう。消火器の使い方

 火事だとわかったら、初期消火には消火器(右写真)を使います。触ったことはありますか。触るのが初めてならとまどうかもしれませんが、使い方は簡単です。ピンをはずす。次にホースの先を持つ。レバーを握って火元の下を狙ってください。消火器は15秒しかもちませんが初期消火なら15秒あれば十分です。飛距離は3~6m。火事を発見した時、もし自分しかいなかったら・・・ここでうまく消すことができれば”ぼや”ですみます。九中校区に多い集合住宅には、20m毎に消火器が設置されているので、どこにあるか確認をしておきましょう。」

  お・は・し・も 押さない。走らない。しゃべらない。戻らない。