校区懇談会  eネットキャラバン 研修  情報交流

インターネット安心安全講座(写真1)

対策のまとめ(写真2)

安心安全講座を終えて(写真3)

 先週6月25日金曜日はPTA校区懇談会でした。ここ数年懇談会のテーマは、中学生に関わるトラブルが絶えないネットやスマホ関係」です。昨年はコロナ禍で実施できませんでしたが、今年はコロナウイルス感染予防対策をおこない、リモートで開催いたしました。SNSに関わる問題は年々深刻化し新たな事象が発生しています。そこで大人もリスクを学び対策を知る必要があります。今年は、e-ネットキャラバン認定講師の粟津先生にリモートでお越しいただき、A西教室からPTA地区委員長さん司会の下(写真1)、「インターネットの安心・安全な使い方」教室を開講です(写真1)。「インターネット安心安全な使い方」

 何度でも何度でも何度でも 聴くよ。

 人は忘れる。学んだことは時間と共に忘れていく。人が何かを学んだ時、20分後には42%忘れる。1時間後には56%忘れる・・・なら、勉強しても無駄じゃん。という声も聞こえてきそうだが、条件が変われば違う結果となるのもわかっている(エビングハウスの忘却曲線より)。つまり、何かを学ぶ時、その知識が自分にとって意味のあるもの、重要なものであると忘れにくい。逆にその内容が自分にとって意味のないものであれば、すぐ忘れる。何度でも何度でも何度でもインプットすると忘れにくい。

 さて、一昨年は、e-ネットキャラバン認定講師の先生から、「インターネット7つの危険性」について語っていただいた。~家庭でのルールを作りましょう~あれから2年が経過した。SNSについては新手の危険も生まれている。流行のアプリも変わる。だからこそ、何度でも、何度でも、何度でも・・・・聴くよ。危機回避を”聞き”子ども達へ訴える必要がある。密をさけるため保護者の皆さまは、4つの教室にわかれて先生のお話をインプットされた。

 スマホを布団に持ち込まないで 校長先生「今、学校教育では”1人1台タブレット”の導入でタブレットをどんどん使おうとアクセルを踏んでいます。しかしその一方でSNSに関わるトラブルやスマホ依存の危険性を止めるブレーキも踏まなければなりません。・・・情報モラルを身につけ最新の安心・安全な使い方を知りましょう」ナイフは悪くない、ナイフを使う人が悪いのだ。確かに。・・・それは無料通信アプリにも言える。アプリは悪くない、アプリを悪用する人が悪いのだ。悪用されないためには防ぐ方法を知っておく必要がある。子どもたちをネットの被害者、加害者にさせないために必要なものは何か。粟津先生は伝える。スマホやタブレットは楽しくて時間を忘れてしまう依存性がある。布団のなかに持ち込んだらあぶない。ふとんにスマホを持ち込まないで・・・・。子どもは大人よりスマホの操作には長(た)けているが善悪の判断がつかないこともある。

 先生は対策のまとめ(写真2)として、「トラブルに遭わないための3つの柱」を話された。①ルールづくり ②機器とアプリの設定 ③フィルタリング(危険なサイトをブロック、危険なサイトに入るのを防ぐ) である。特に家庭では、①の守るべきルールづくりが大切となる。使い方に関して親子でコミュニケーションをとる(守る習慣をつくる)。利用時間を決める(布団の中まで持ち込まない)。お金(課金 どのくらいお金使っているかを認識させる)・・・、そのほかにもネット依存ではグループライン等が気になってしょうがない。歩きスマホで加害者となる。ゲームの課金では、もう1回もう1回と歯止めがきかなくなる。誘い出し、なりすましの危険。知らぬ間に危険な人と繋がり、暴力被害や金銭トラブルに巻き込まれる。個人情報の漏洩、不確かな情報の拡散、一度ネットに流した情報は消えない。興味本位で漏洩した代償は大きい等々・・・ネットの負の部分は怖い。怖さを知り現代ネット事情を認識する。講演後、教職員と保護者で情報交流をおこなった。ひさしぶりの「面と向かって情報交換」だ(写真3)。懇談会はリアルがいい

寝る前や 布団のなかに スマホなし