ほたるしょうだより2024⑪

 公開研究会には多くの保護者の方、教育関係者の方に子どもたちの姿を見ていただくことができました。あまりにもの人数の多さに子どもたちは緊張して、いつも通りの姿を見せられなかったり、保護者の皆様も参観しにくかったりしたところがあったと思います。子どもたちの姿はいつでも見にきてくださったらと思います。学校は、いろいろなことを経験する場所です。普段通りも、いつもと違う雰囲気も…。学校でしかできない経験もあります。子どもたちはきっと学校は勉強するところ・・・国語に算数に・・・という認識だと思います。それだけではないこと・・・同じ年齢や違う年齢の子どもどうし、コミュニケーションをとりながら、もめごとやケンカをしながら折り合いのつけ方や相手の気持ちを知ることで自分事としてとらえたり、自分の考えを広げたりすることを経験するのが「学校」なのだと伝えていきたいです。

 今は、歌で心を合わせることにチャレンジ中の子どもたち。練習風景では、互いの声をきいて、相手に自然に拍手がおくりあえる子どもたちになってきました。蛍小の子どもたちが少しずつ変わり始めています。歌のタイトルは「変わらないもの」ですが子どもたちは日々、成長という「変化」をしています。そのすがたを全校合唱でみなさんにも感じ取っていただけるとうれしいです。

20241106-114046.pdf [ 345 KB pdfファイル]