社会を生き抜いていくチカラを身につけた

子どもたちの育成

  

●社会を生き抜いていくチカラとは、自らの、社会との相互の関係性を理解し、社会の変化・成長に応じて、自らも成長し続けることができる能力をいう。小学校教育は、そのための基礎教育と位置づけ、学習は彼らの未来にどのようにつながっているかをイメージさせることが大切である。

●社会の変化・成長に応じて、自ら課題を発見し、学び、考え、主体的に判断し、行動できる資質や能力、また豊かな人間性、たくましく生きるための健康と体力を育成する(=自律性)

 

■基本的重点

1.食力(食育)、体力、心力、学力の調和のとれた発達を図り、一人ひとりの資質や能力の伸長を目指して「社会を生き抜いていくチカラ」の育成に努める。

2.学習指導要領に準拠し、リアルおよび一流の教材を取り入れながら、ストーリー性があり、魅力的で特色のある教育課程を編成し、創造的な実践を進め、教育目標の達成を目指す。

3.子どもとの共感を基本姿勢とし、恊働的指導体制を確立して、より良い校風を醸成するよう努める。

4.人間尊重の精神を育み、子どもの人権、同和、男女共生、障がい、高齢者、在日外国人などについての人権教育を進め、望ましい人権意識や感覚を育む。

5.教職員は、社会変化に対応して、たゆまぬ研修と研究を通して、教育専門職としての見識を高めるよう努める。

6.長期的な展望をもとに、施設、設備などの計画的整備、また日常の清掃活動を通じて、望ましい教育環境の維持・改善に努める。

7.安心安全な教育環境を目指し、子どもの安全確保を図るために取組みや見直しを行い、安心して生活できる環境づくりを目指す。

8.特別支援教育の推進については、全教職員が、研修等を通して正しい理解を深め、校内体制の整備を図る。

9.家庭と地域社会、関係諸機関との連携を深め、期待と信頼に応える教育を推進し、アウトプットと情報交換を積極的に行い「開かれた学校づくり」に努める。

10.「個人情報保護に関する規定」に基づき、個人情報の適正な利用と管理を行う。

 

 ■目指す子ども像

4つの力を育みます。

 

■学習指導上の特色づくり(抜粋)

●五感に働きかける指導に努めます。

 ・リアル学習、体験学習

 ・一流、本物に触れる

●ストーリー性のある指導に努めます。

 ・ゴール設定の明確化

 ・教材を立体的に活用

 ・学年のつながりを意識

 

■学力向上のサイクル

学習指導を通じて、感動の質を向上させ、そのことにより4つの力が育くまれ、さらにそれが好奇心、探究心に繋がり、学習の効果が高まる、という好循環を目指す。

 

■子どもたちに今年度がんばってほしいこと(目標) 平成28年度(2016年度)

「よく、考える人になろう」

①考えて、自分の意見を持つ。

②先のことを考えて、行動する。

③人の気持ちを考える。

 

(参考)

「得意をもっと、のばそう」平成27年度(2015年度)

「できた!わかった!をふやそう」平成26年度(2014年度)

「不思議に思うこと」平成25年度(2013年度)

「感じること」平成24年度(2012年度)