2月27日(月)太鼓職人 杉本 大士さんに来ていただいてお話を聞きました。

杉本さんは小学校5年生の時、学校の授業で自分の親の仕事が革職人ということがみんなに知れ渡ってしまい、

大変ないじめ、差別を受けるようになります。

一緒に遊んでもらえなくなった友だちやその親のしうち、もの隠しをされたり、

お気に入りの靴を汚くなったプールに放り込まれていたり……。

大人になってからも「差別やいじめ」に遭います。教え子から「卒園式に来てね!」と呼ばれているのに

「来ないでください。」という大人たち。また、好きな人との結婚もできなかったときがあったそうです。

そんな杉本さんは自分のつらかった経験を話してくださいました。

「良いことをすれば相手から60%返ってくる。悪いことをすれば180%返ってくる」と。

「ありがとう」と「ごめんなさい」をすなおに言う大切さを説いてくださいました。

もうすぐ最高学年となる5年生。杉本さんの強い優しさから学んだことを生かしてほしいと思います。

杉本さんありがとうございました。