欅の風  校長室便り  R元- 35     

 

              豊中市立第十六中学校 令和2年(2020年)1月27日  山野佳世子

          豊中市北条町3-18-1 TEL 06-6334-2841 FAX 06-6334-9763 

 

 

     『あすチャレ!ジュニアアカデミー』

 

 2年生が体験しました… 

   1月24日、2年生が障がい当事者の講師の方によるリアルな体験談および障がい別のコミュニケー

  ション方法を学ぶ90分のプログラムを体験しました。

   スポーツ庁健康スポーツ課が、小中学生を対象とした、障がい当事者講師から障がいについて学び一緒

  に考える出前講座「あすチャレ!ジュニアアカデミー」を実施していて、本校2年生が応募しました。

   この講座は、今年開催される東京パラリンピックやパラスポーツを題材に、障がい理解、障がい別のコ

  ミュニケーション体験、生徒みんなで考えるグループワークを通して、共生社会の実現に向けた基本的な

  考え方を身に付けることや行動へ移せるようになることを目的に、実施されています。

 

 

    講師の淳さんは視覚障がいの方です。

  パラスポーツの現役選手で、チームのキャプテン。その競技は「サッカー」です。

  自分の生い立ちや障がいの経緯、パラスポーツとの出会いなど、お話してくださいました。

 

 視覚障がいの方を誘導する方法は?   手を挙げてトライした2人は…

  講師の淳さんから「ばっちり!OK!」と言っていただきました。

 

 

   次は、疑似体験、目をつぶってジャンケンをしてみよう。

  視覚障がいの人がどういう方法でジャンケンをしているか、各班考えてトライしました。

  手を触る、声を一斉に出して言う、等々いろいろな方法がありました。

  大勢の時は、健常者の方に審判してもらうとのこと。大勢だと手を触ったり、声を聴き分けるのも大変

  ですからとおっしゃっていました。

 

 上下肢障がいや聴覚障がいなど、他の障がいについてもクイズやゲームを通して、お話されました。

  グループワークをしながら、話し合った内容を発表する場もあり、 

 あっという間にプログラムは終わりました。

  改めて、障がいのあるなしにかかわらず、共に生きる社会の実現に向けた基本的な考え方を身に付け、

  小さなことからでも、実際の行動に移せる十六中生であってほしいと思いました。

  

  2020東京でのパラリンピックの応援も熱くなりそうです。

 

 

   冬山体験学習に向けて 1/30~31

  1年生 準備は万端?! 

   

 

  各クラス、しおりをもとに事前学習。自分の係の仕事をしっかりやりきること。だけではなく、他の係の仕事も

 協力してやっていくこと。だけではなく、5分前集合を心がける。だけではなく、自分でスケージュールを覚えておく。

 つまり、いつ、誰と、何を、どのように行動するのか、どに集合するのか・・・。わ~大変です!!

 分からないときは、「しおり」が頼りです。人に聞く前に「しおり」を見て確認です。

 1年生にとって、中学校初めての宿泊行事です。

 大自然を満喫し、寝食を共にする仲間と、クラス・学年のつながりをもっともっと深めてきてほしいと願っています。                    

 

 

      穴のあくほど「しおり」を読もう!!  

      雪も降りますように***