中学校体育連盟からの連絡が次のとおりありました。

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近畿中学校総合体育大会が一律に中止決定されたことも鑑み、５月７日以降の主催大会（地区(ブロック)内における大会や予選会等含む）については、８月末※まで開催しないことといたします。
(※その後、8月以降は開催可と修正されています。大会の有無は競技ごとに決定されますので、必ず大会があるというわけではありません。）
開催に向けて準備をされてきた方々にはご迷惑をおかけすることと存じますが、選手をはじめとするみなさまの安全や感染の拡大収束を最優先に考えての判断となります。
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今年度はオリンピックも延期となり、高校総体や全国中学校体育大会（全中）も中止となりました。
選手の皆さん、特に3年生の皆さんにとっては大変悔しい、残念な思いでしょう。
やりようのない怒り、脱力感などが生まれても当然だと思います。
その気持ちは痛いほどわかります。

しかし、皆さんは厳しくてしんどい練習にも耐えてきたはずです。
この経験も「自分の気持ちを強くするための糧である」ととらえて、前向きな気持ちに切り替えて欲しいと思います。皆さんが再び一心に打ち込めて、活躍できる機会はこれからいくらでも訪れます。
卒業までに感染症が収束すれば、競技によっては何らかの大会が開かれるかもしれません。

皆さんがこれまで頑張ってきて自分の中に培われてきた力は、決して無駄にはなりません。
その力で、乗り越えましょう。
今はただ早く感染症が終息してくれることを願いつつ、個々が努力するべき時なのです。
最後に、シドニーオリンピックで女子マラソンの金メダルに輝いた高橋尚子さんが大切にされてきた言葉を贈ります。

”何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く”