くい打ち2  くい打ち  プランター 色とりどりの花

推定斜度30度の花壇(写真1)

杭を打つ!打つ!打つ!(写真2)

その時を待つプランター(写真3)

 卒業式前に華やぐといえば、通用門横のメッセージボード「きゅうちゃん」です。例年PTA施設委員会や用務員さんが中心となり、秋にお花を植え替え鮮やかなお花達が咲くよう準備をすすめます。だから毎年卒業前にメッセージボード「きゅうちゃん」横花壇は華やいでいるのです。今年はその九中を彩る花壇が小粋に進化しました。メッセージボード

 メッセージボード 九中のシンボルとして、きゅうちゃんは「しなやかにつよく」といつも輝いている。だが、年2回異彩を放つほどに華やぐ時期がある。PTAの方が年2回花壇に花植えをおこなう時に、きゅうちゃん横両サイドの花壇にも花が植えられるのだ。

 これが結構きつい。30度の斜面である。

 今までは事務の方と用務員さんが、推定斜度30度の斜面に立ち向かっていたのだ。30度というと「なーんだ、たったの30度か」と思われる方もおられようが、30度は結構な斜度である。スキー競技において30度の斜面は上級者用のゲレンデで、上からみるとこんなところを滑るのか?とおもわずひるんでしまうぐらいの斜度である、と以前にも解説した。なんとかならんか。

 小粋なメッセージボード なんとかなった。今年の秋からはプランターを杭用意して置こう。斜度30度のところにプランターが置けるのか?と素人だと普通は思う。そこで玄人(くろうと)お二人に来ていただいた。豊中市の玄人の方に相談したところ、人肌脱いでくれたのだった。ああしてこうしたらいい。ああしてとは、こういう計画だ。プランターを置くためには平らな場所を確保する。イメージするなら段々畑か。斜面に段々畑を作るぞ。 

 言うは易く行うは難しの作業が始まる。用意したのは杭50本と杉板だった。杭は半分に切り、用務員さんがバーナーで焼いた(右写真)。焼くことで弥生式土器、その心は水を土師器(はじき)、耐久性が増すのだ。杉板を支える杭を斜度30度の斜面に木槌で打ち込む。がんがん。がんがん。斜度30度での作業は厳しいが玄人さんは、艱難辛苦を乗り越え打ち込む(写真1)。支えの杉板をはめていく(写真2)。”風の中のスバル~ 砂の中の銀河♪”中島みゆきのBGMが流れてきそうな作業が続く。朝から始めた作業は午後となり太陽が西に傾く頃、立派な段々が完成した。その後、百花繚乱64個のプランターが設置された。紫、黄、白、オレンジのパンジーやビオラが咲き誇る段々プランターとなった。

 是非、卒業式等で来校される際は九中通用門横の段々プランターご覧頂きたい。道行く人の心も和もうというもの・・・この場所は新千里南町と西町の境目、要所だ。通用門から上を眺むると、上には中央環状線が通りその向こうはモノレールが走るまさに校区の要所である。“よいしょ”ではないのでお間違いなく。“よいしょ”するとは、相手をおだてて気持ちよくさせる意味で使うのだが段々プランターは、道行く人を気持ち良くさせる効果があるので、やっぱりここは”よいしょ”な要所になったかもしれない。

モノレールや 眼下にのぞむ きゅうちゃん