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揺れた!つもり!(写真1)

机の下に隠れて!(写真2)

地震後(写真3)

 880万人訓練cover your head 頭を守る

   南海トラフ巨大地震を想定した「大阪880万人訓練」が5日、大阪府内全域で行われました。大阪880万人訓練は今年で5回目を迎え、緊急メールに対応する携帯電話の機種は全体の83.5%にのぼり過去最高になったということです。九中においても豊中市消防署の方をお招きし訓練の様子を見ていただきました。

 880万人訓練メール 大阪府で南海トラフ巨大地震を想定した「880万人訓練」が始まり、府内にいる人の携帯電話に一斉に緊急メールが届いた。もちろん九中にも届いた。

 10:55分 B棟2階某教室では1年7組がHRをおこなっていた。担任はふだんどおり授業をおこなう。「・・今日は訓練ですが、訓練だからこそ本気になって。みんなはケータイを持ってきていないから鳴りませんが、ケータイに大津波警報発表のメールが受信されます。電源を切っていても鳴ります。東北の震災でも危機一髪で助かった人もいますが、犠牲になった人が多くいました。自分の身におこった時、犠牲にならないためにするのが訓練です。11時に大地震がおこるので、揺れている間は机の下にもぐり頭を守ってください。とにかく頭を隠して。なぜかわかりますか?」「わからいでか!」と1年生は答える。「蛍光灯が落ちてくる!」「天井が落ちてくる!」・・・担任「そうですね。窓際の人は、クーラーが落ちてくるかも知れない。またガラスの破片がとんでくる可能性がある。直撃を受けたら命を落とすこともある。たとえ天井が落ちてきても、隙間の中で助かるかもしれない・・・」かちかち 11時の時が近づく。

 地震発生 担当教師が火災報知器を押した。ジリジリジリー。ベルが鳴り響く。担任「揺れた(つもり 写真1)。地震や。とりあえず机の下に隠れて(写真2)!」担任は避難を的確に指示する。クラス全員が机の下に避難したのを確認し担任も教卓に身を隠した(写真3)。3年のとある教室では異変がおこっていた。机の下から「この態勢はきつい。」身体かくして頭隠さずの男子が続出していたのだ。担任は、去年はみんな頭まで隠したことを思い出す。大きくなったなぁ。感傷にふける。

 感傷にふけっている場合ではなかった。ここは干渉しなくちゃ。「あんたら、頭直撃されるでぇ」と机からはみ出した頭を注意して回る。3年生ともなると身体も大きくなり机の中に収まるには無理があったが、なんとか全員避難できた。頭は守れた。しばらくして豊中市からの緊急速報が届く(写真3)。火災も発生している模様だ。全校生徒は体育館に避難を開始した。

 豊中市消防署員「避難する中で、一番大切なのは自分の命を守ること。机の下に避難するのは地震で落下してくるものや、倒壊してくるものから身体を守るためです。特に頭を守ってください。教室で指示を出すことに一生懸命なあまり、避難をされない先生もおられました。揺れている間はとにかく机の下に隠れて。また、豊中市に津波がくることは想定しにくいかも知れませんが、どこで被災するかわかりません。大阪市に出かけたり旅行に行った先で被災するかもわかりません。いつでも自分の身におこる可能性があることを忘れないでください。」

危機一髪助かる ための訓練