薬物依存  薬物乱用防止2  危険ドラッグ

有名人薬物事件簿(写真1)

人間の脳内では?(写真2)

危険ドラッグの恐ろしさ(写真3)

  薬物乱用防止教室~薬物乱用防止教室~

 3年生薬物乱用防止教室です。昨日6日の6限目、学校薬剤師の奥井先生にお越しいただき、薬物の危険性について学びました。急に暑くなった体育館でしたが、顔をあげて聴くことができていました(左写真)。奥井先生からの、「薬物は、絶対にダメ!一度だけでもダメ!」という熱いメッセージが3年生の心と体に届いたと思います。

 有名人薬物事件簿! スライドに清原選手が現れた。甲子園で最多本塁打!プロ野球通算525発、2112安打!それははもう、すごい選手だった。だが、薬物に手を染めてしまった。覚醒剤所持の疑い 覚醒剤使用 執行猶予4年の文字が新聞紙上を賑わす(写真1)。・・・清原被告の周辺が興味本位に取り上げられていたが、薬物の怖さや本質があまり報道されていなかったのは残念である、と薬剤師会の中でも話題になったそうだ。

 さて、本質である。先生「・・・人間の脳内で作られている化合物は、ドーパミン、アドレナリン、セロトニンなどであり、受容体となるタンパク質に結合することで、神経を興奮させたり、血圧を上昇させたりして絶えず体をコントロールしています。(写真2)ところが薬物を乱用すると?一時的に強い快感をもたらす。麻薬が受容体に結合していると、脳は物質が充分にあると判断し、本来つくられるべきβエンドルフィンやエンケファリンが分泌されなくなる。こうなると頭の中は違法薬物のことばかり!仕事や勉強、身の回りのことも手につかなくなり、 あらゆる方法で(法を破ってまで)違法薬物を手に入れようとする!待っているのは、健康、家族、仕事、お金、すべてを失う。こうして生活が破綻してしまうのです。」

 どうしてやめられなくなるか・・・やめられないメカニズムを図を使ってとてもわかりやすくお話していただいた。

  九中生薬物乱用防止事件簿! オレは大丈夫!九中生に関係ないのか!あった。どんなに精神的、身体的に強靭な人でも、脳が薬物をおぼえてしまうと、もうあかん。絶対に抜け出せなくなるという恐怖・・・がよくわかった。抜け出すには、自分の力ではムリなのが、薬物なのだ。強靱な体力と精神力を持った清原選手でさえ薬物をやめられなかったのだから。

 最近の違法薬物の傾向として、若者が覚醒剤に手を出す例は少ない。若者には、「危険ドラッグ」が忍び寄る。「アロマ」「お香」「ハーブ」などと、つい手を伸ばしたくなる呼び方で若者に近寄るのだ。見た目もかわいらしく、カラフルに。おしゃれに。しかしどれも違法なのだ!危険ドラッグは、研究されていない危険がある。何が起こるかわからない怖さだ(写真3)。そこで、先生からは先輩などに誘われた時の断り方や、相手を傷つけずに断る方法も教えていただいた。

 保健の先生「暑い中でのお話でしたが、皆さん集中してくれました。事前事後アンケートでも素朴な疑問を書いてくれたり、印象に残った話の内容では、難しい受容体の話とかを書いていた人が多くいました。薬物乱用防止のお話は、身近に感じない分『またこの話か』という感想もありましたが、いつ、どこで誰と関わりを持つかわかりません。今回の学びを少しでも心に留めて危険な場面に遭遇しても、自分を守れるようにしましょう。」

 薬物は 一度だけでもダメ! 絶対にダメ!