880万人1  避難開始  訓練終了後

黒板には880万人ポスター(写真1)

地震直後 (写真2)

地震後(写真3)

880万人訓練 Duck and Cover

   南海トラフ巨大地震を想定した「大阪880万人訓練」が4日、大阪府内全域で行われました。大阪880万人訓練は今年で4回目を迎え、緊急メールに対応する携帯電話の機種は去年より1割増えて全体の8割になったということです。

 豊中市立第九中学校では 昨日の終礼で担任からポスターを見せ訓練の目的と想定を説明した。今朝のHRでは、担任から「3時間目11時に訓練をする。教科担当の先生から指示がある、机の下に隠れるように・・・」

 10:50分 B棟3階では2年7組が国語の少人数授業をおこなっていた。黒板には「大阪880万人訓練」のカラーポスターが掲示してある(写真1)。教科担当者はふだんどおり授業をおこなう。「11時に大地震、その後に津波がおこる想定だが、ここは津波がこないからだいじょうぶ!といって安心してはいけません。いつ津波がおこる可能性のある場所にいるかわからないのだから。揺れている間は、机の下にもぐり頭を守る。揺れがおさまった高く遠くへ逃げる。我が家は、西淀川にあるので、津波の危険があるから向かいの小学校の屋上へ避難する様に言っている。では、テストも近いので漢字ワークを出して・・・。」かちかち 11時の時が近づく。

 11:01分 担当教師が火災報知器を押した。ジリジリジリジリーンー。教科担任「まだ何がおこったかわからん。放送をよく聞いて。」だがベルだけが鳴り響く。「・・・たぶん地震や。とりあえず机の下に隠れて!」教科担任は避難を的確に指示をした。(写真2)クラス全員が机の下に避難したのを確認したころ、携帯がぴろりろりーんと鳴った。やっぱり地震だった。机の下から「この態勢はきつい。」といいながらも全員、避難できた。頭は守れた。緊急放送はトラブルで聞こえなかったが、自分の身を守るため臨機応変には対応できたことが重要である。訓練終了の放送を告げるアナウンスが流れた。こうして880万人訓練は終わり、九中に日常が戻った。「では、漢字ワークに出てくる間違えやすい字を考えよう」。

 11:10分 揺れはおさまった。学習室ではもう半分、7組の生徒が国語の授業を受けている。教科担任「いつなんどき地震がくるかわからん。のんびりごはんを食べてる時、ゲームセンターで必死にゲームをしている時・・そのとき、まだ、ゲームの途中からもうちょっととかは、あかんで。守らなあかん家族のことを考えるんや。そのためには、まず自分や。」と考えたら、机の下にもぐるのは当然の成り行きだった(写真左上)。

 安全担当「避難する中で、一番大切なのは自分の命を守ること。机の下に避難するのは地震で落下してくるものや、倒壊してくるものから身体を守るためです。特に気をつけて欲しいことは、頭を守ること。避難する場所がなければ、手の甲で頭を守る。アルマジロです。上から落下物があれば、人はとっさに手のひらを上にします。それが、ガラスであれば手のひらを傷つける。地震がおさまったあとの避難生活で、ものがつかめないのは大変な苦労が生じます。同じ理由で地震がおきたら、とにかく靴をはいておく。足の裏を守ることも必要です。」(昨年も一昨年も言ったような・・・伝えたいことは同じです。)

手のひらはうちがわ

安全担当教諭