太陽の塔  民博 説明  見学2

 万博へ 出発の時間(写真1)

民博 説明の時間 (写真2)

民博 学びの時間(写真3)

    

民博 学ぶ  校外学習・・さいおうが馬   

 5月15日は、一年生にとって初めての校外学習の日です。行く先は大阪万博記念公園。万博の正式名称である「日本万国博覧会」は、1970年に「人類の進歩と調和」をテーマに開催されました。開会式の感動は、宇宙テレビ中継で全世界に届けられ、76カ国の参加のもと6400万人を超える入場者・・・教頭先生は小学生、1年美術科の先生が、この世に生を受ける約半年前の出来ごとでした。太陽の塔は、大阪万博のテーマ館のシンボルとして建造され、万博終了後も引き続き万博記念公園に残されました。

 「太陽の塔」は今も、当時の輝かしさを残し、千里の地で40年間変わりゆく時代をじっと見守り続けています。千里地区に住む人々にとっては、いつでも見られる、行ける場所・・・九中はいいとこ です。

 校外学習へ 薄曇りの空が出発の判断を鈍らせるような朝だった。延期か出発か。進むべきか、退くべきか、担当者はハムレットの心境だった。天気予報をにらむ。雨はしばらく持つ。出発だ!

 生徒は当時を懐かしむ先生や万博を知らない世代の先生に引率され、モノレールに乗り込み移動を開始した。あっという間にモノレールの車中は、まるで九中生だけの貸切状態のように変わる。気持ちも浮き立つ。生徒たちの口が動きはじめる。おしゃべりする声も自然と大きくなっていく。先生の眉がぴくっと動くその瞬間、委員長がナイスなタイミングでざわめきを制御する。ここは、公共の空間であるぞ。当然だ。

 民族学博物館 ゲート前で異彩を放つ太陽の塔を横目に(写真1)目指す民族学博物館へと足を進めた。博物館玄関前で、学芸員のお姉さんから注意事項を聞く(写真2)。各自で調べたいエリアについてレポートを作成するのであるから、聞く態度も真剣である。レポート内容には展示物を「スケッチする」という作業もある。今、1年生は美術の授業で靴のデッサンを開始したばかり。学びの時間が始まった(写真3)。あちらでは、女子生徒が複雑な形に臆することなくとらえていく。やるな。実践力はこうして育つのだ。こちらでは、男子生徒が動物の形をした偶像をモデルに、鉛筆をひたすら走らせる。完成できるのかな、と心配になる。あまり時間はないぞ。あちら、こちらで九中1年生が学びの場をくりひろげる(左上写真)。1時間が経過した。先ほどのあちらの男子生徒が飽きる様子もなく、まだスケッチを続けているではないか!恐るべき集中力である。

 クラスレク 調べ学習後、新緑いっぱいの広大な芝生の上で昼食をとりクラスレクへと向かう。お空の雲は、たっぷり水を吸い込んだ綿となりつつある。まだ降らない。降らないで。1年生は、前日からクラスレクの案を出し合い準備をしてきた。やるぞ。さあ、今から盛り上がろう・・・と言うあたりからポツリが頬に当たった。地面が瞬く間に黒く濡れる、もうだめ。我慢できないわ、許して九中生の皆さん。雨雲は、堪えられられないわと言わんばかりに本降りとなった。やがて気温も下がり始めた。もはやこれまで。担当者の決断は、はやかった。退散しよう。何事も、1年生万事塞翁が馬である。同じ空気を吸い、一緒に食べたお弁当、雨にじくじくと濡れながらも・・・思いっきり駆け回ったあとの心地良さがある。今日の一日は、緑まぶしい5月の思い出とともにである。1年生の進歩と調和のひとコマとして記憶に残った。

1年生の進歩と調和

太陽の塔