教員向け学校掃除セミナー ぺんき塗り

   2013/7/26

  毎日何気なく行われている学校掃除の時間、一体1年間で数えると何時間になるのでしょうか?答えはなんと3,000分、45分授業に換算すると約66時間になります。これだけの時間をやらされているから動く、何となく掃除したつもりで過ごしてしまうのはもったいないと思いませんか?

 九中の先生方も「学校掃除をどうやったら効果的に教えられるんだろう?」と首を45度に傾けています。で、そのヒントを探るべく、掃除担当教諭の竹林Tと太治Tが7月26日(金)「子どもたちの力を伸ばす学校掃除セミナー」に参加してきました。会場は豊中市立北丘小学校。市内から57名の小・中学校の先生たちが集まりました。以下その報告です。 

7月26日 研修に行ってきました。

 講師は株式会社Dの社員さん。ミスターDでも有名です。「モップやマット、水を使わない化学雑巾のレンタル」から事業をスタートされ、今では掃除業界ではプロ中のプロの会社です。 

① 学校掃除基礎講座

 学校にはどのような汚れの種類があるのか。わかっているようでわからない。汚れの正体を知ってからその落とし方を学ぶ。汚れを付着させたペットボトルや木片を使って掃除方法を変える実験をおこない、わかっているようでわかるようになった。

敵を知り己を知らば百戦危うからず!敵の姿を知ってから戦略を立てよう!

 身近にあるものを活用した掃除グッズをいくつか手作りし、正しい掃除用具の使い方を習得する。ホウキの使い方、雑巾の絞り方、拭き方。。。なにを今さら・・・とそんなこと教えてもらう必要はないわと侮っていたが、敵を知らなかった。一つ一つの動作には何故そうするのかという理由が存在しており、それを再確認することができた。すべての所作には意味がある!

② 理想の教室掃除を考える

 グループで実際に普通教室へ移動し、15分間の清掃時間で効率良く手分けして行える掃除方法の計画を約5分間で話し合う。役割分担に従って掃除を行い実践風景を審査し、講評をいただいた。我九中チーム、スピード力では優秀。しかし机や椅子などの移動方法においては、大人の力で運べても子どもたちはついてこれない。やや辛口批評。速ければ良いのではなく、常にそれを行う人の目線で物事を考えることが大切。

③ 子どもたちの力を伸ばす掃除について

 掃除でどのような力をつけるのか、どのような目標をもつことができるのか。子どもたちには「段取りをする力」や「協調性」等の力が掃除で育つ。「段取力」・・・美術の授業中によく使うフレーズです! 

④ 掃除活動計画を立てるために 

 何が問題でこれからどのようにしなければいけないのか?

⑤ 掃除活動計画ワークショップ

 最後に自分のクラスで実践してみたい掃除の活動内容について詳しい計画書を作成し、発表。

★さあ、2学期、いざ実践あるのみ!

 夕方、学校に戻って、ペンキ塗りのためのマスキング。段取りがやっぱり大切。大人も子どもも家庭や学校で何気なく掃除や片付けをするのではなく、人として快適に生活するためになくてはならないのが掃除!

 第九中学校の生徒や先生が掃除というものを理解して成長につなげればと願う研修でした。 

すべての人に玄関を掃き掃除させれば、全世界がきれいになる
ゲーテ