恩師から一言 抽選会 背景ボード!

恩師から一言(写真1)

 47期大抽選会(写真2)

祝!成人式(写真3)

 10日は全国各地で成人式が行われました。新型コロナ感染予防のため豊中市は、昨年と同じく各中学校体育館での分散開催を決めたので、例年おこなっている「千里新成人の集い」は市の式典後、短時間で開催することにしました。今日の主役は「47期生」です。集いは、恩師から一言(写真1)、大抽選会(写真2)、屏風の前ではいスマイル(写真3)・・・最後は5年前の思い出ビデオをBGMに集合写真を撮影しお開きとしました(下写真)。 第9回千里新成人のつどい

 5年の時を経て:恩師から 一昨年までの千里新成人の集いにあったものが今年もない。おめでとう風船アーチがない。作るのに人の手を共有するからだ。飲食もない。あるのはマスク着用、大声でしゃべらないという新ルールであった。1部の式典を終え窓全開休憩後はいよいよ2部の開催である。司会「ただいまより、恩師の皆さんが入場します」現校長先生を先頭に8名の恩師が続く。温かい拍手の中、おーー。わー。わからん。恩師は笑顔で入場しつつも脳の中の記憶を攪拌(かくはん)させていた。なぜなら、先ほど校長室で”卒アル”で予習をしてきた面々と、5年後の面々を一致させようとしていたからだった。予習の意味はなかった。皆さん素敵になりすぎていて誰が誰かわからん。恩師の皆さんが壇上にあがった。

 47期生のエピソード披露にマスクの下で笑みがこぼれる。「年をとり記憶はどんどん薄れていくが・・・成人おめでとう!いぇーい」「まだ九中にいます」「あれは3年の体育大会の時だった。組み体操がなくなり全員でソーランを踊ることになった。ソーラン用のはちまきを作ろう。教員総出でミシンを踏んだ。 縫った。ミシンで縫えるようになったのは君らのおかげ・・・」「父親になりました」「合唱コンクール、本番の歌声に感動して泣いた。涙が止まらなかった。今少し歌っていいですか?」「私は歌いません。初めて受け持った3年生です。みんなと過ごした3年間はすごく心に残り、今日を楽しみにしていました」「保健室の先生です。2年生の時にアルコール防止教室をしましたが、もうみんなお酒を飲める年になったのですね。不思議な気持ちがします、飲み過ぎには注意してください」当時の校長先生からは、「つながりが大切だと改めて実感しました。いつまでも九中は温かくみなさんを暖かく迎えてくれます。コロナが収まっていれば6月第一日曜日に同窓会総会がありますのでご参加よろしくね」当時の先生方からの一言一言が47期生には懐かしく響く。

 5年の時を経て:大抽選会/集合写真 続いて千里新成人の集い恒例、大抽選会だ。司会は実行委員長が担当する。光陰矢のごとし!流暢な司会に会場がほっこり・・・成長した姿に驚く恩師の皆さん。5年の歳月を経過した恩師が抽選箱から紙をひく。番号を読み上げる。当時は先生に当てられて嬉しくなかった人も、今日ばかりは当てて欲しい。番号が読み上げられる度に「やった。オレだ!」「あっ私だ!」。拳を突き上げ舞台へ。舞台にあがり恩師と一言二言かわす。あー誰かわかった(恩師)!賞品をゲットし喜びが全開である。もちろん体育館の窓も全開だった。

 楽しい時間はあっという間というのは本当だった。恩師の皆さんは、この5年であまり変化がない。たぶん街で会ってもすぐわかるだろう。一方47期生の皆さんは、外見だけでなくいろいろな面で変わっていた。中学生が、大学生になっていた。働いていた。輝いていた。最後は皆さん舞台前に黙って大集合する。恩師も一緒に入って223名+恩師がはいスマイル!記録より記憶に残る時間はあっという間に過ぎ、47期生が大人の階段を一歩踏み出した。

集う九 マスクの下は 笑顔かな