学力向上タイトル 「一人一台タブレットを活用して振り返り」

本時の目標  

 張り子 制作

 発表ノート

美術:本時の目標(写真1)

美術:作品制作 (写真2)

美術:振り返りシート(写真3)

 大阪モデルは青信号が点灯し新型コロナウイルス感染状況は落ち着いてきました。学校の授業は?感染症対策を施して落ち着いて継続です。さて、11月11日(木)の美術の研究授業では、新進気鋭の先生が一人一台タブレットを活用して、スカイメニューの「発表ノート」を使った振り返り学習に取り組みました(下写真)。終了後、授業内容について教育委員会の方からもアドバイスをしていただきました。iPadでふりかえり

 研究授業の目的 張り子技法で「ゆるキャラフィギュア」をつくろう

 研究授業とは他の先生の前で自分の授業を発表する場である。その日に向けて計画をたて、※下学上達(かがくじょうたつ)し授業力の向上を図るのが目的だ。また、授業を参観する先生方にとっては自分の授業の参考にし、またアドバイスを授業者におくる場でもある。さて、今回はiPadに入っている「発表ノート」を使っての授業(美術)振り返りであった。紙を使わない振り返りにメリットはいっぱい。今までの授業で張り子技法について学び、ゆるキャラのスケッチは終えた。紙(和紙を)つかった授業だがまとめは紙を使わない。iPadのスカイメニュークラウドで配付した発表ノート(振り返りシート)を開き、授業を振りかえった。※下学上達・・基本から学び、やがて真理に達すること

 iPadを使って授業「振り返り」 日本の伝統的な造形技法「張り子」について知る。「張り子」とは、粘土等で作った型に紙(和紙)などを張りつけ成形する造形技法のひとつである。中を空洞にすることで外観と比較して軽いのが特徴だ。本日の目標を黒板に明示する(写真1)。「和紙を3層目まで丁寧に貼り重ねることができる(型を完成させることができる)」だ。生徒達は1センチ大ほどにちぎった和紙を型に貼っていく。型に和紙を貼ったら上から筆や指を使って丁寧に押さえた(写真2)。先生「地面と接地している部分も忘れず、きっちりと貼りましょう」きっちり貼った。作業に集中する時間はあっという間に過ぎる。振り返りの時間となった。作品撮影

 iPadにあるスカイメニュー「発表ノート」を各自が起動する。作品の途中経過をiPadのカメラで撮影した(右写真)。カシャ!撮影した画像は、「発表ノート」 に児童、いや生徒のiPad (振り返りシート写真3)に自動で貼り付くのだ。「発表ノート」の素晴らしい機能である。例:「前の授業では和紙を顔の半分くらいしか貼ることができなかったけど、今日は写真のとおり、体の途中まで貼ることができました。集中して取り組めたので次回も頑張ります」完成させた「振り返りシート」をドラッグして提出した。ぱちぱち。

 担当者「 今まで紙に書いていた授業記録(振り返りシート)をタブレットで記入し提出させることで、今までできなかった制作過程のプロセスを写真に収め、記録を残すことができるようになりました。一人一台タブレットのメリットを実感しています」

 記録する 張り子の過程  発表ノート♪