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 表彰状  バレーボール  伝統バレーTシャツ

バレー部:総体A表彰状(写真1)

バレー部:排九で練習(写真2)

バレー部:伝統の練習着(写真3)

 男子排球部    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が9月12日まで延長されましたが、夏休みのクラブ活動は感染防止対策をして出来る範囲で継続いたします。さて、東京オリンピックでは男子バレーが29年ぶりに世界8強に入り目を見張る活躍をしました(メダル獲得の皆さんおめでとうございます)。目を見張るといえば男子バレー部です。この夏、男子バレー部は豊中市総合体育大会Aの部で準優勝を果たしました(写真1)。男子バレー部 

 大阪大会へ 「2020年豊能地区秋季総合体育大会では3位となりました。そして大阪府大会の出場権を獲得しました。「ハイキュー」という漫画の影響でバレーボール部を選んだ人や仮入部の時に先輩たちがやさしそうで、楽しそうにしていたからなど、いろいろな理由で入部しています」と男子バレー部はクラブ紹介をしている。

 さて、オリンピックで日本男子バレーの歴史は苦難の時代が続いた。が、今回東京オリンピックで閉ざされていた扉が開いた。2008年の北京五輪以来、3大会ぶりに出場した日本代表が8月1日のイラン戦に勝利し、(イランはここ10年のアジアチャンピオン)世界ベスト8を達成したのである。九中男子バレー部も殻を破った2021夏であった。

   豊中市中学校総合体育大会A 7月27日 庄内体育館 排球といえばバレーである。高校バレーボールを題材にした漫画作品『ハイキュー!!(古舘春一)』はあまりにも有名だ。だが、豊中市立第九中学校には、校内知名度100%を誇るゆるキャラ、「はい!キューちゃん」がいる。「はい!キューちゃん」は、もちろん豊中市中学校総合体育大会Aの部を応援する。時は7月27日、場所は庄内体育館。この大会では上位2チームに入りたい。北摂中学生バレーボール大会への出場切符が手に入るからだ。決勝進出を目指した3年生部員は、何度もコロナにより練習ができない日々が続いたのだが、1点差で負けた時の悔しさを胸に精一杯練習に励んだ。がんバレー!排九部(写真2、3)。

 ユニフォームを着るのは今日で最後かもしれない・・・という思いを持ってコートに立った。初戦というものは緊張がつきものだ。思っているように身体が動かないだろう・・・。動かない予想がはずれ1セット目からアタッカーはあたった。勢いに乗る。連続得点で流れをつかむ。その勢いは2セット目にも続き緒戦は2-0で突破した。続く2回戦の対戦相手は前回1点差で負けたチームである。あの時の悔しさは忘れていない・・・はずだったが1セット目を奪われる。もう後がない。「まだいける。2セット目は取り返そう」と円陣を組み背水の陣でエンジンをかける。2セット目に臨む。意気込みがプレーに表れた。2セット目を取りかえす。流れはこっち。勝敗の行方は3セット目へ。3セット目は15点マッチのデュースなしである。あの時の場面が脳裏に浮かんだ。このセットが忘れもしない1点差で負けたセットだ。最初が肝心!みんなの思いは1つ。一気呵成!一気に点数を重ねる。拾った。打った。決めた。流れは九中へ。3セット目を取り逆転勝利だ。決勝への進出が決まった(本来なら同時に北摂中学生バレーボール大会への切符を手にするはずだったがコロナの影響により中止が決まっていた)。決勝で勝つのが目標に変わるも、決勝は流れをつかめないまま3年生の夏は終わった。優勝という目標は後輩に託された。

 顧問「6月頃から再び練習が再開されたところからよく頑張ってくれました。それぞれの目標も達成してよかった。この九中男子バレーボール部のみんなで経験したことや学んだことをこれからも忘れずにいてくれたら嬉しい。1,2年生は3年生の気持ちをそのまま受け継いで、先輩達を越えられるよう頑張ろう」 

夏が来る 円陣くんで 排九部