全中 200m自由形決勝 全中自由形400m決勝 全中自由形400m金メダル

全中水泳:200m自由形決勝(写真1)

全中水泳:400m自由形決勝(写真2)

全中水泳:400m自由形優勝(写真3)  

 君の夢 かなえる場所がここにある  男子400m自由形 優勝 高木陸選手

 22日、甲子園で大阪代表履正社が決勝を制し優勝!本当におめでとうございます。さて、8月17日~19日には、”君の夢かなえる場所が近畿にある”このスローガンのもと京都アクアリーナ(下写真)で行われた第59回全国中学校水泳競技大会で、高木陸選手(豊中九中3年)が200mと400m自由形に出場し見事に400m自由形で優勝を果たしました。第59回 全国中学校水泳競技大会 

 HP実況中継 818日男子200m自由形 準優勝 

 予選:高木選手は、大阪中学校水泳競技大会において、200mと400m自由形ともに大会新記録を出し、全国大会出場を決めた。しかし、木選手は、長距離を得意とするスイマーである。「ライバルが多い200m自由形であえて勝負をしたい。」そのような強い気持ちで予選に挑んだ。結果は、タイム1分53秒91で予選全体の一位で通過を決めた。200mと400m自由形の二冠を目指す上で、まずは200m優勝への期待が膨らみ、決勝のレースが楽しみである。

 決勝:あえて語らず。150mまでは、頭ひとつリード(写真1)!しかし、ラスト50mでかわされた。準優勝!だが、本人は納得していないだろう。この悔しさは明日の400mにぶつける、いや泳ぐ。

 HP実況中継 8月19日男子400m自由形 優勝 記録 3分56秒48 

   予選:全国大会最終日、400m自由形のレースに大会関係者も注目する高木選手が登場する。彼が目指すのは、大会の優勝だけではない。あの萩野公介選手が持つ、3分55秒10の中学記録を塗り替えるのも視野に入れている。予選のレースは、決勝のレースに備え80%の泳ぎで全体2位のタイムで通過を決めた。さあ、決勝に向けて準備は整った。高木選手は、満を持して決勝のレースへと挑む。

 決勝:「5レーン 高木陸 豊中第九」 会場に選手紹介のアナウンスが流れた。九中体操服で登場、会場の歓声が大きくなる。観客の人たちも、彼の泳ぎを楽しみにしていた。「Take Your Marks」の合図で、決勝の8人が一斉にスタート台へ。個人種目最後のレースがスタートした。高木選手はスタートから力強い泳ぎで(写真2 22日放送NHK Eテレより)、ライバルとの差を広げる。最初の50m折り返し地点でトップに立った。2位とは体一つ以上の差がついた。スタンドでは、「早すぎる、すごい!」との声が上がる。ひとかきひとかきが中学記録よりも早いタイムで折り返す。100m・200m地点では、中学記録を上回る。わっ、わわわ!会場の期待が高まる。そして、最後の50m。がんばれ高木!がんばれ高木!ゴールまで気持ちを切らさず泳ぎきった。看板の前でタイムは?3分56秒48。惜しい。わずかに中学記録には届かず。しかし、レース結果は2位と3秒以上の差を広げ、堂々の1位である。全国中学生男子400m自由形でのNo.1である(写真3)。スタンドの観客を魅了したすばらしい泳ぎだった。

 引率教員「初めて、高木君の泳ぎを見させてもらいましたが、『本当に中学生なのか』と思うほど、力強く・たくましい泳ぎでした。また、高木君をすごいと思ったのは、この結果で満足せず、400m自由形の中学新記録に向けて次のレースを見据えていたことです。残りの半年で、悔いの残らない泳ぎをしてほしいとともに、中学新記録を願っています。」

 

目標は他人から与えられても駄目。目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ。 ウッズ