1月9日 2019勝って兜の緒を ~種目別大会優勝を経て~(野球部)
豊中市種目別大会優勝(写真1) |
野球部目標達成シート!(写真2) |
目標に向かって練習・・・(写真3) |
2019年に向けて 野球部です。昨年大阪の中学球児が「大阪一」を懸けて争う「大阪中学校総合野球大会(準硬式)」は3位となりました。新チームは新しい年を迎え先輩を超えるべく、各自が「目標達成表」を作成しチーム力アップに取り組んでいます。
豊中市種目別大会 ~豊中市ローズ球場~
世間の皆さまには毎回説明をさせていただいているが改めて確認をしておきたい。中学校優勝野球大会(準硬式)とは中学版の甲子園に他ならない。準硬式は大阪にしかないので大阪大会=全国大会となる。今更だが大阪大会で優勝すれば全国制覇だ。ゆえに野球部は毎年この大会の優勝を目標にしている。
全国制覇をいきなり目指しても無理な話である。優勝するためには地力のほかに自力も必要だ。自力とは自分の力を高めること。個々の力を高めてチームの地力がつくのである。その試金石となる戦いが12月8日(土)豊中市中学校種目別大会(野球の部)がローズ球場であった。大会を勝ち進み、2年生主体の新チームは2018年の最後を飾るべく、準決勝、決勝戦を迎えていた。準決勝は流れに乗った。初回から流れを相手に渡さず先制点をあげる。先発投手のリズムもよく相手に点を与えない。その後も着実にチーム一丸となって追加点をあげた。相手打線も力を見せるが外野陣がしっかりと守り相手に流れを渡さない。先発投手も粘り6ー2と逃げ切った。
決勝はリーグ戦で敗戦した十三中である。 2回チャンスがいきなり訪れる。5番打者がツーべースヒットで出塁し、盗塁後7番打者が追いこまれながらも スクイズバントを決める!先制点をあげた。 3回にも好走塁があり追加点をあげ、いいぞ。先発の左腕はリズムよい投球をし相手に点を与えない。5回を終えて4-2。5回を終えて2点差だ。6回に1点を返され1点差に詰め寄られた。逃げ切れるか。イニング途中投手交代を図り何とか守りきった。悲願の優勝だ(写真1)。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計 豊中九中 0 1 1 0 2 0 0 4 豊中十三中 0 0 0 1 1 1 0 3
顧問「リーグ戦から厳しい戦いが続き楽な試合は一つもありませんでした、そういった試合を重ねることでチームとして地力がつき成長していくのだと思います。」
2019年 野球部始動 ”勝ってヘルメットの緒を締めよ”
”勝って兜の緒を締めよ” 部員の気を引き締めるために運動部の顧問がよく使う言葉だが、至言である。種目別大会では優勝したが、対戦相手は雪辱を期し九中を倒すため猛練習をしてくるだろう。次も勝てるとはかぎらない。野球部員は、その時に備え自力をつけるため「私の目標達成表」に着手し作成していた(写真2)。2019年に向けての目標である。とある選手の最終目標は”4番打者”だ。4番を打つには、今何をすればいいのか?筋肉アップ→筋トレ、体幹→バランスボールに乗る、変化球の選球眼→プロ野球を見る。ステップバイステップ、部員おのおのが自力をつけていけば、全国(大阪)大会も見えてくるだろう。冬休み、基礎練習に励む野球部員の姿を見守る顧問の姿があった(写真3)。
2019野球部の歴史が動く