試合前まだ始まらない。  2時前試合終了。  試合終了!

試合開始前九中野球部(写真1)

白熱!熱闘!闘魂!渾身!(写真2)

決勝に進むのは・・・(写真3)  

全国大会へ 野球部です。大阪の中学球児が「大阪一」を懸けて争う「第72回大阪中学校総合野球大会(準硬式)」準決勝です。豊中市立第九中学校野球部は1週間前の試合で、どちらに転んでもおかしくない息づまる熱戦を同点とし抽選により、準決勝進出の権利を得ました。相手チームのためにも決勝にいくぞ!と言う気持ちで準決勝に望みました。中央大会準決勝

 試合を前に 花園中央公園野球場~

 世間の皆さまには前回も説明をさせていただいているが改めて確認をしておきたい。中学校優勝野球大会(準硬式)とは中学版の甲子園に他ならない。準硬式は大阪にしかないので大阪大会=全国大会となる。今更だが大阪大会で優勝すれば全国制覇だ。

 さて、決勝進出を懸けた対戦相手は中河内地区の1位だった。相手にとって不足はない。豊中市立第九中学校野球部は、10月27日 満を持して中学校野球の聖地、花園中央公園野球場に乗り込んだ。試合開始は九時だ。ところが花園野球場は泣いていた。グランド状態が悪く試合どころではない。聖地を”整地”して12時より試合を始めるようだ。こういう時こそ気持ちを落ち着けよう。九中野球部は待つ(写真1) 

  決勝進出をかけて 対 曙川南中 白熱!熱闘!闘魂!渾身!の試合(写真2)。

 試合開始9時の予定が12時プレーボールとなった。この開始時間の遅れはどちらに有利にはたらくか?勝利の女神のみぞ知る。ここまで勝ち残ったチームは”人事を尽くして天命を待つ”しかない。全ては1時間半後に・・・。表彰

 九中:1回表チャンスを作るも得点ならず。1回裏機動力を使った攻撃に先制点を許す。2回裏にも粘り強い攻撃から4点を奪われ5点を追いかける苦しい展開となった。5点差!届くか?誰一人諦めていない。流れを変えるために投手の交代を図った。代わった投手がナイスピッチング。交代が功を奏した。4回表四球などでランナーをため、8番打者が起死回生のセンターオーバー二塁打を放つ。攻撃は続く。1,2番の連続ヒットで4点を返した。その後両投手が粘投し5回終わって4対5だ。6回表に九中打線がつながり1点を返しついに追いついた。7回裏を守り切れば延長だ。しかし相手も手強い。打線がつながり無死2,3塁で1点もやれない場面を迎えた。どうするベンチ!このピンチに敬遠策をとり次打者に勝負をかける。投手が一球一球気持ちを込めて捕手に向かって投げ込むもサヨナラ押し出し四球となった。最後まで諦めずにプレーした両チームの選手に賛辞を送りたい(写真3)。決勝進出こそならなかったが堂々の大阪3位である(右写真。まだ次がある。この悔しさを糧に練習に励んでいこう。スタンドから熱い応援、そしてご家庭でのご支援ありがとうございました。

保護者 「中継ぎのピッチャーが好投して、負けはしましたが力を出し切った感がありました。チームワークがありいいチームだと思います。これからも応援しています。」

 

合計

豊中九

0

0

4

0

1

 

 

5

曙川南中

1

4

0

0

0

 

 

 

6

 堂々の大阪3位、いや全国3位!

野球部の歴史が始まった。