ナイスセーブ!  作戦タイム  白熱ゴール前

オフェンス:ゴールを目指す(写真1)

作戦タイム:考える!(写真2)

ディフエンス ゴールを守る(写真3)  

  送 男子  ハンド部です。セミがミーンミーン mean♪と相変わらず今日もけたたましく鳴く中、大阪大会を終えたハンド部は夏休みの活動の意味を問います。7月24日、3年生最後の大会である大阪中学校選手権大会が、堺市の家原大池体育館で行われました新チーム発足!

 最後の夏 大阪大会 男子

 7月下旬3年最後の大会が始まった。男子の1回戦の相手チームは豊能地区のライバルでもある豊中三中だった。豊中三中は、4月に行われた豊能地区大会で好成績を残し今大会のシード権を獲得した強豪校だ。敵に不足なし。試合会場に到着すると、体育館の二面コートでは白熱した試合が繰り広げられていた。大阪大会は雰囲気が違う。九中の試合が近づいてきた。ウォーミングアップが始まる。声出しはどこの中学校にも負けない。自分たちの気持ちを高めて試合に臨んだ。

 正午試合開始である。開始早々エースが13mからのロングシュートを打ち抜いた!豪快な得点を挙げた。相手の度肝を抜く最高の立ち上がりだ。このとき、九中陣営は「いける」、「波に乗ってどんどん点をとろう」とおもったはず。前半10分近くまでは、いいぞ。お互いに点を取り合い五分の展開を繰り広げた。しかしだ。やはり相手はここからが強かった。連続で点を失う。徐々に点差が開く。終わってみれば、大差をつけられ地力の差をみせつけられた。だが今年の3年生は本当に立派だった。結果が出なくても、試合に出れなくても、諦めることなく部活を最後までやり続けたのだから。この世にもしもがあれば・・ないのは知っているのだが、ここを乗り越えていたらそのままシードを奪えることにもなり、ベスト4も十分に狙える位置だった。惜しい。

 新チーム発足
 大阪大会負けてしまったものの、三年生みんなが自分の持つすべての力を出し切れた試合だった。試合に出た二年生は三年生のために「勝ちたい」、「一つでも多く良いプレーをしたい」と、必死にプレーしていた。最後のミーティングでは、三年生の言葉の中で「悔いが残りました」、「もっとがんばればよかった」との声があがる。その思いを忘れない。大会が終わった二日後からは、新チームがスタートだ。二年生12人、一年生11人、合計23人は明日を見据える。

 最初のチーム目標は、8月下旬に行われる豊中総体B新人戦での「優勝」だ。その目標に向けて、練習や他校との練習試合に励む。ミーン、ミーン。暑い。8月10日のハンドコートには1,2年生の姿があった。市内の強豪校でもある市岡東中に来ていただき練習試合をもったのだ(写真1,2,3)。まだまだ新チームが始まったばかりで、フォーメーションや連携がうまくとれない。作戦盤を使い攻め方を考える。三年生に良い報告ができるように、汗をかく。

 顧問団「大切なことは結果ではなく過程です。決めた目標に向かって、たとえ上手くいかない時でも諦めることなく最後まで頑張り続けること。”一生懸命に努力したなら、それだけでいい。無駄な努力はない。その時に結果が出なくても、必ず花開くときが来る!”顧問として伝えたい内容を体現してくれた良いチームでした。一緒に部活動をできたことを非常に嬉しく思います。これから必ずや目標とした進路を勝ち取ってくれると信じています。がんばれ3年生ずっと応援しています。」 

送球と つながるパス 夢追い人