豊中総体 卓球3   ありがとう3年生。

豊中総体 試合中(写真1)

卓球ラケット(写真2)

 引退式(写真3)  

 豊中総体女子個人戦  優勝!!  女子卓球部3年生「夏物語2」です。8月に入り3年生の集大成となる最後の試合、豊中総体団体(写真1)と個人戦(下写真)に臨み個人の部では金メダルを獲得しました。チャレンジングスピリットを合い言葉に練習してきた3年生もついにラケットを置く時がきたのです(写真2)。豊中総体

 総体団体戦  履正社中学校

 九中女子卓球部は、8月4日と6日に豊中総体(団体戦・個人戦)に挑んだ。3年生は本当にこれで最後の大会となる。会場となった履正社中学校はさすが私立であった。まるで大学のような校舎にカフェ、体育館では熱中症心配無用とばかりにクーラーが効いていた。九中も欲しい。

 まずは団体戦である。予選リーグでは4校中一位のみが決勝トーナメントへの切符を手にする。初戦の相手は1年生が何人かいたため、緊張をしながらも貫禄を見せた3年生が勝利を手にする。2戦目からは本気モードで戦う。初戦より良い試合ができたが中々簡単には勝たせてくれない。健闘したが時の運は相手にあった。最終戦は一番手ごわい相手である。健闘しつつも惜しくもチームは敗れ決勝トーナメント進出を逃す。3年生は応援に来てくれた後輩に感謝し、涙、涙、温かい場面が随所で見られた。

 続いて6日は個人戦。最後の試合となる今日はみんなの意気込みも最高潮だ。だがいつも頑張っている先輩、強く見える先輩も試合では中々勝たせてもらえない。初戦敗退する選手もいたが、最後まで諦めない姿勢を後輩に示した。部長は3回戦まで勝ち進んだ。残すはここまでみんなを引っ張ってきたエースの試合だ。この大会で豊能地区個人戦全勝という目標達成を目指す。

 だがしかし決勝トーナメント初戦まさかのセットカウント2-2に追い込まれた。ここで負ければベスト8敗退となる。誰もが勝つと信じていた選手のとまどいに周りもざわつく。本人には相当なプレッシャーがかかっただろう。勝つということ、勝ち続ける難しさを目の当りにする。だが底力、最後セットでは自分を取り戻した。その後準決勝、決勝と勝ちあがり優勝、豊中市NO1の座を守り豊能地区全勝の目標も達成したのだった。

 引退式 豊中市立第九中学校A西会議室
 総体前に大健闘をした3年生を惜しみつつ女子卓球部3年引退式が行われた。一カ月以上前からプロジェクトが進み、色々と試行錯誤しその日を迎えた。会場はA西会議室、3年生がBGMをバックに入場する。会場はホワイトボード一面に書かれたメッセージや部屋中の飾りつけがあり、たくさんの後輩に拍手で迎えられた。1年生のくす玉からスタート。素晴らしいクオリティ。・・・そして先輩達一人ひとりが3年間を振り返り後輩へメッセージを送る(写真3)。『もう少し一生懸命練習しておけば良かった』、『何度も止めようと思ったけど、最後まで続けることができて良かった』など、つらかったこと、うれしかったこと、様々なことが語られた。最後に記念写真。式の後は後輩と最後の練習だ。3年生と練習できるのも最後、練習の最後は3年生のメンバーと2年生のメンバーで対決をすることに。やはり先輩には歯が立たない。先輩の偉大さを知り、憧れを持ってこの先1、2年生は先輩の背中を追い、これからの練習に向かっていく。新体制への新たな旅立ちが始まる。

卓球という種をまいて、目指すは東京五輪 あくまで目標