きもの  きもの2  書道

BOREL体験 着物。(写真1)

 BOREL体験 ありがとう。(写真2)

BOREL体験 書道。(写真3)

 

 お箏演奏今日の BOREL

 ボレルの生徒達22名は、九中生と一緒にHR、朝読をした後は、専門の先生に来ていただいての日本文化体験授業です。それぞれ3つに別れお箏、書道、着物着つけ(礼儀作法)をオーマイゴッドと目を丸くしながら学びました。

 OKOTO!  古くから日本独特の楽器のひとつである箏は、今では目にしたり、触れたりする箏(事)は日本人でもそう多くない。箏の体験は、BORELの生徒だけでなく、九中2年生達も一緒に学ぶ(左写真)。箏の歴史や演奏法について「さくら」の演奏を練習する。今回の「生田流」の演奏では、少し斜めに座るのがかっこいい。十三の弦には、正面奥から一,二,三…と番号がつけられている。7・7・8♪講師の日本語での説明を、通訳の方が簡単な英語に翻訳して伝える。九中の生徒にとっても、英語の学習の機会となった。座り方や、姿勢、手の形などポイントがある。琴の楽譜は、すべて漢数字で書かれているため、BORELの生徒はちんぷんかんぷん???それでも、生徒たちは講師の丁寧な手本に、ひとつひとつ音をあわせて練習していた。授業の最後、みんなで「さくら」を演奏した。さすがBORELの生徒飲み込みがはやい。九中生と息の合った演奏を披露してくれた。感想を聞いたら英語で、「はじめての新しい楽器に、とても興奮した。ピアノなどほかの楽器と似たところもあり、違うところもあって、おもしろい。」と述べたのだった。

 着物着つけ教室 アメリカ人には浴衣がよく似合う。BORELの生徒は、はじめて浴衣を着る経験に、男女構わず、目を輝かしていた。着物を着れば次はおじぎである。お辞儀の方法では、お辞儀の角度をその意図によって変えることを多くの日本人は、知らない。

 ふだんは、15度 Hi. ていねいなおはようなら、45度  Good morning. 75度になると感謝やごめん。  Thank you. Sorry (in policy way). 90度になったらビップだ。  VIP (When you visit temples/shrines) 英語での”Hi!”や”Thank you.”の違いでわかりやすく説明を受けたのだった。風呂敷を使っての菓子箱や飲み物、丸いものの包み方も学んだ。一枚の大きな布が、美しくものを包んだり、きれいで運びやすい手提げになったりする様子に、生徒からはBEAUTIFUL!WONDERFUL!感心の声が聞こえた。最後に浴衣を脱ぐために立ち上がる。ふふふ。生徒たちからいくつもの小さな悲鳴が聞こえてきた。正座による足のしびれもまた、日本の文化なのかもしれない(写真12)。

 書道体験 書道体験では、先生がすごい。好きなように書くことが書道だ、を実践されている先生である。生徒たち全員の名前をひらがなで書いて用意してくれていた。BOREL生は、ひらがなで手本に沿って書く(写真3)。筆の使い方や、ひらがなの書き順、画数に戸惑う。当たり前だ。アメリカ人だもの。自分の名前以外にも、「春」「花」「秋」「冬」「雪」などの一文字の漢字を、見本をじっくり見ながら書く。その後は、おきまりの篆刻であることをアメリカ人は知らない。今度は自分の名前を当てた漢字を石に彫って、判を作ったのだ。MY HANKO!判が完成すると、朱肉(?)につけた。自分が書いた名前の作品に押して、完成ということらしい。“We feel Japanese culture.” みんな喜んでいた。とてもいい顔してた。

Everyone enjoyed these lessons and they were all happy.