応援!!  レシーブ  フォアハンド

庭球部 応援!(写真1)

 庭球部 フォアサイド!(写真2)

 庭球部 バックサイド!(写真3)  

 庭 男子  男子庭球部3年生最後の「夏物語」です。3年生は練習の集大成となる豊能AB戦(団体戦)が8月3日に行われました。結果はAチームが2回戦まで進出しました。ほとんど初心者で素振りから始めた3年48期生も、いつしか「庭球が大好きと心が叫びたがってるんだ!」という気持ちでこの日を迎えたのです。大阪府インドア選手権大会豊能地区予選 

 悔しさの向こう

 テニスと言えば堅いボールをパコーンと打つ硬式をイメージする方が多いが九中でおこなっているのはソフトテニスである。試合は二組(四人)のプレイヤーがゴム製の ボールをネット越しにラケットで打ち合う。団体戦は3ペアが出場し2ペアが勝てば団体戦勝利となる。

 HP実況中継・・・初戦一番手ペアだ。試合が始まった。九中テニス部はエンジンをかけるのが遅い。この日は一日中強風だった。あれっ。サーブが入らない!緊張感もあり本来の調子が発揮できない。が、試合が進むにつれ本来の調子を取り戻す。足が動きだした。球際のボールをよく拾い相手のミスを誘い3-1で勝利を呼び込んだ。2番手も風に悩まされたが一番手の勢いにのり勝利し2回戦進出を果たした。2回戦は強豪とだ。しかしここを突破しなければベストエイトの道はない。一番手ペアも気合いで臨む・・・だが気持ちだけで勝てないのがテニスでもある。要所要所でポイントを奪われる。決めのスマッシュがコートを割る。といってもコートは壊れない。ボールがアウトしたのだ。逆に不用意にあげたロブをスマッシュで決められる。粘りをみせるも完敗だった。続く試合も・・・。惜しくも3回戦進出を逃す。引退をかけた試合で持てる力は発揮したが試合後の悔しさは、忘れられない。敗戦から学ぶ。 

 悔しさをバネに新チームへ。 打ちに行く ミスを恐れず 新時代

 3年生が引退し2年生主体の新チームが気合いを入れて練習に取り組む姿がテニスコートにあった。先輩の勇姿を次世代に引き継ぐべく新しい部長の下、新体制で始動する。そして迎えた初めての大きな大会が昨日22日だ。大阪府インドア選手権大会豊能地区予選(個人戦)が夫婦池でおこなわれたのだった(写真上)。

 出場チームは130ペア以上・・・この大会を勝ち抜いた4ペアが大阪大会に出場できる。九中からは大阪大会を目指し4ペアが出場した。すべてのチームが緒戦を突破する。これは自身、自信につながるだろう。

 あるチームが3回戦に臨む。応援にも気合いが入る(写真1)。チームはトスをしてレシーブをとった。ソフトテニスは一般的にレシーブが有利とされる。試合が始まった。積極的なプレーが随所に出る。フォア(写真2)、バック(写真3)とも打ちにいく。だがせっかくのリターンにミスがでる。善戦するもこの試合敗れた。あの失敗が悔しい。このミスがなければ・・・。大丈夫だ。失敗から学ばない手はない。失敗を怖れて打ちにいかなければ上達もない。次につながる試合になったのは確かだ。

 顧問「部長、副部長を中心にまとまってくれたチームでした。3年生は最後の団体戦で悔しい思いをしましたが、持てる力は出し切ってくれました。悔しさをバネに今後の学校生活も頑張ってください。1、2年生は、先輩から学んだことを忘れずにもっともっと練習にひたむきに取り組んでほしい。今回の試合で学んだことがたくさんあります。特にファーストサーブが課題だとわかったはず。サーブが入らなければ試合は始まりません。たくさん練習してもっとテニスが好きになってほしい。」 

かみしめる サーブに込めた 熱きプレー 新しい風 吹きはじめる