吹奏楽練習3  吹奏楽練習2

吹奏楽練習

明日に向かう。(写真1)

明日に向かって練習。(写真2)

練習は裏切らない。写真3)  

 金賞関西吹奏楽コンクール予選 

  ー10分間の演奏ー 54回大阪府吹奏楽コンクール

 昨年の初出場に続き2年連続で北摂地区の代表となり、第54回大阪府吹奏楽コンクール(関西吹奏楽コンクール予選)が、8月14日に中之島の大阪国際会議場でおこなわれました。中体連の大会でいえば中央大会!晴れの舞台です。九中吹奏楽部は5年前からコンクールに参加し、2年前に北摂地区大会で金賞を初受賞。昨年は金賞と共に地区代表となり府大会に出場。今年度は2年連続で府大会への出場となりました。昨年度はこの府大会で金賞を受賞し、今年は大きな夢を持って臨んだ府大会です。

 本番・・・3年生が昨年この舞台に立った時に感じたことは「ホールが今までと違って大きい!周りの音が聞こえない!」と不安を感じながらの演奏だった。今年はその対策として、前日のホール練習では、舞台だけでなく客席も使い、並び方も大きく変え、ホール全体に広がっての合奏を行った。昨年の経験が生きた。

 九中吹奏楽部は、昨年と同じく50人編成中学校Aの部に出場。管楽器、打楽器、ストリングバスでコンクールに挑む。九中の出場は18番目、15時30分だった。昨年出場している3年生は一度舞台に乗っていることも有り、落ち着いた感じでセッティングを終える。演奏は、課題曲と自由曲を12分以内にこなす。今年の 課題曲はマーチ「春の道を歩こう」と自由曲が「仮面幻想」。自由曲の「仮面幻想」は、日本のバルトークと言われる、大栗裕さんの作曲で、和のムード漂うハーモニー、メロディーで構成されている。8分の7拍子、8分の5拍子など変拍子の場面もあり、テンポも変わる。15時30分。安井Tの指揮棒があがった。最初の課題曲「春の道を歩こう」に挑む。左手で緊張のために震える指揮棒の先を止める。48人の生徒達の緊張が適度な緊張へと変わる。タクトが降ろされた。生徒は下を向かない。春らしいハーモニーが会場を包み、陽気なメロディーが流れる。・・・自由曲の「仮面幻想」は静かにパーカッションの演奏が始まり、フルートへと繋がれる。曲想がめまぐるしく変わる。日本の伝統芸に使用される能面は、見る角度、明るさ、見ている人の心理状態によって様々な見え方をする。その幻想的な雰囲気を表現した曲がこの「仮面幻想」である。メロディーだけでなくテンポも拍子もめまぐるしく変化する。演奏後生徒達の心の中は計り知れないが、どの顔も満足感に溢れているようだった。終了後の記念写真では開放感!興奮、達成感にも似たキラキラポーズ!ポーズを決め写真撮影を終えた。

 審査発表・・・最後の31校目の演奏が終わった。審査発表は、19時40分から。・・・アナウンスが流れた。各中学校の部長がステージにあがった。プログラム18番豊中市立第九中学校、「金賞!ゴールド!」会場のあちこちに陣取った九中から、キャー歓声キャーがとまらない。2年連続受賞の喜びの瞬間だった。その後、関西大会への代表が発表されるが。惜しくも呼ばれることはなく審査発表は終わった。次はマーチングだ(写真123)。

 顧問「今年の目標である大阪府大会に出場することが出来、2年連続で金賞を受賞しホッとしました。次は9月13日にある大阪府マーチングコンテストに向けて練習をしていきたいと思います。」

 大丈夫、10分後にはすべて終わっている。 顧問