ハンド1  ハンド2  ハンド3

一生懸命練習(写真1)

コートを潤す水(写真2)

新チームは・・・(写真3)  

ハンドキーパー 新生 男女ハンド部  

  ハンドボールは、7人ずつの2組がボールを相手のゴールに投げ入れて勝負を競うスポーツです。バスケットボールのあまりドリブルをしない版。日本ではテレビ放映もされませんが、欧州などではサッカーとともに人気のあるスポーツなのです。何といっても体の接触が激しいので、掴んだり、ぶつかったりと怪我も・・・。それでもやるのは怪我以上に面白いスポーツだからでしょう。

 ハンドボールのゴールキーパー ほど、過酷なポジションはない。世界にゴールキーパーと名なのつくスポーツは数多あるが、サッカーも、アイスホッケーも手や顔に防具をつけている。野球のキャッチャーもだ。顔面を守るには防具が必要なのは当然だろう。だが、ハンドにはない。ハンドボールのキーパーには防具がないのはなぜだー!危ない!逃げろ!ここで逃げちゃだめだ!

 おもわず見ている人が葛藤し叫びたくなるのが、ハンドのキーパーである。顔をめがけてボールを投げてはいけないルールはあるのだが、あの至近距離でボールが当たればかなり痛い。体で止めろ。キーパーは、すんごいポジションなのである。では、なぜ、選手はゴールキーパーを選ぶのだろうか。走らなくていいから・・・で、選ぶととんでもないことが待つ。当たればとにかく痛いが待ち受ける。気合いでとめろーと声もとんでくる。ちっちゃなゴールに、矢のようにシュートが放たれる、すみっこにもだ。それを足や手で阻止する(左上写真)。そこまで足や手の先端が届かなければならない柔軟性も必要なのだ。そんなこんなでシュートを止めると、おーである!チームには勝利が微笑む。それが、うれしくて、うれしくて。
 8月の初め。7月末に3年生の引退試合があった。男子も女子も、おもうような結果が残せなかった。奮闘した。が、それぞれが強豪校と当たったのが不運だった。引退式では多くの涙が流れた。3年生から新チームに一言ずつ言葉を送る。新しいチームのキャプテンは、どんな人物がいいか、キャプテンになった人をどう支えていくかミーティングが行われた。みんなの意見を踏まえてキャプテン、副キャプテンが決まった。新しいチームが始まった。
 試合で勝つためには何をしたらいいか。練習しかない(写真1)。気合を入れて声を出して練習する。コートに水を潤す(写真2)。夏休みから練習を続けているが、2学期が始まると、また張り切って練習に取り組んでいる(写真3)。8月末新チーム初めての練習試合があった。高槻から中学校が来てくれた。接戦だった。相手も一生懸命練習をやっていたことがわかる試合だった。これからより一層頑張ろう。決意を新たにした新生ハンドボール部だった。

 女子部長「目指すは全国!!誰よりもハンドが大好きな仲間と共に毎日一生懸命練習しています。”不撓共戦”を合言葉に大好きな仲間と全国へ行けるように頑張ります!」

 男子部長「毎日みんなで”不撓共戦”を合言葉に一生懸命練習して目の前の試合に勝てるよう日々努力しています。」

『不撓共戦』ハンド部の合い言葉