バレー部1  バレー部2  バレー部3

 第1セット VS 十八中(写真1)

セットオールの攻防(写真2)

 第3セット 25-20(写真3)  

  排球 はい!九ちゃん!バレー部4

 女子バレー部です。いよいよ3年生にとっては最後の試合となる北摂中学生バレーボール大会予選が、今、千里体育館でおこなわれています。上位4校に残れば、サントリー箕面トレーニングセンターでおこなわれるサントリーカップへの道が開かれます。 

 バレーボールの歴史 バレーボールは1895年にアメリカで生まれた。日本は、そのころ清と戦争をしていた。1894年に始まった日清戦争である。だから、バレーの歴史はそう古くはない。当時、アメリカでバスケットボールが流行していたが、バスケットボールだと運動量が多い。体の接触もあり危険である。そこで、体の接触をなくし、誰でも気軽に行えるスポーツとして「バレーボール」は誕生したのだった。

 バレーボールは、日本へは1910年頃に入ってきて、100年近くたった今も、バレーはだれでも楽しめるスポーツとして普及している。特に女子バレーは、1964年の東京オリンピックで、女子チームが「回転レシーブ」をあみ出して見事に優勝、「東洋の魔女」と世界を驚かせた。「サインはV」、「アタックNO1」が一世を風靡し現在もテレビアニメ「ハイキュー!!」が放映されるなど、バレー人気は根強い。最近の日本は、世界での戦いで苦戦をしているが、いつか「日本のお家芸」復活と呼ばれる日がくるだろう。(参考:バレーの歴史)大会のルールは、3セットマッチで、1セット先に25点をとり2セットを奪ったら勝ちとなる。

 ベストエイトへ いつか「日本のお家芸」復活のため、九中女子バレー部は、予選リーグを2位で通過した。今日の緒戦、ベスト8をかけた対戦相手は第十八中学校だった。過去の対戦では、実力は、少しあいて有利か。だが、試合は水もの。やってみなければわからない。やってみるとほぼ互角の展開だった。先手をとったのは、まず九中!序盤からポイントを重ね、サーブが決まり第1セットを25-20でうばう(写真1)。第2セットも九中優位にすすむ。得点を積み重ね、20-14とリード。このままいくかな。と思ったがバレーの本当の戦いは20点からだという。本当だった。勝ちを意識したのかサーブレシーブが乱れた。相手のジャンピングサーブに翻弄される。強いアタックを決められる。3連続失点で20ー17!たまらず、九中ベンチはここでターイム!タイムアウト(写真左上)をとる。応援席からは「落ち着いて、サーブカット一本!」と声援がとぶ(写真2)。サーブカットさえよくなれば・・・。

 試合再開だ。相手フェイントが決まる。20ー18。20-19。落ち着いて!!!!20-20と追いつかれた。ここからは、一進一退の攻防が続く。21-21。21-24で、セットポイントを握られるも、サービスエースで24-24に追いつく粘りをみせる。勢いはこっちだ!しかし、天はすぐには微笑んでくれなかった。九中 24-26 十八中・・・。

 勝敗の行方は最終セットにもつれ込んだ。このセットも九中リードですすむが、油断は禁物だ。先に20点は九中だった。20ー15と5点のリードするも、ここからの1ポイント、1ポイントを積み重ねるのがたいへん。22-16、22-17、22ー18。積み重ねたのは相手チームだった。踏ん張れ九中!拾って、拾って。つないだ。ポイントをとった。拾うバレーを披露する。これぞ九中ばれー、24-20!マッチポイントだ。25-20 その瞬間、コートの6人が跳ねた。ベンチもガッツポーズ!応援席は拍手の嵐、嵐(写真3)!ベストエイトが決まった。(8月1日 午後11時現在)

「サーブカット 一本」 応援席