であいとつながりをもとめて

 

いい形でスタートしました

新年度がスタートして、10日が過ぎました。当初は、各学年ともオリエンテーションの期間があり、一定の緊張感をもって子どもたちは取り組みをすすめてくれていました。集会で全員が集まる機会も多くありましたが、落ちついた雰囲気の中で集中して話を聞く姿勢を感じる場面が多くありました。いよいよ授業もスタートしましたし、給食も本日から始まったということで、本格的に学校生活が動き出していきます。

「どんなクラスにしていきたいのか」「どんな学年にしていきたいのか」そして「どんな学校にしていきたいのか」を一人ひとりがしっかり考え、「あたりまえ」にやってくる日常を過ごしてほしいと思います。15日には、本年度の生徒会スローガンを考えていこうと、各クラス・学年で上記の思いを交流することで、それぞれに案を出し合っていきました。今後、生徒会執行部でそれを集約し、時間をかけて話し合っていく中で、本年度のスローガンが決まっていきます。今持っている強い思いを形にしていってくれればと願っています。

明日は、全国学力学習状況調査(3年生)

明日19日には、文部科学省による「全国学力・学習状況調査」(以下、全国学力テスト)が全国一斉に行われます。この調査は、小学6年生と中学3年生を対象に実施し、学力や学習状況を把握・分析し、これからの教育活動を生かしていくことを目的に、文部科学省が実施しているものです。教科は国語と数学の2教科で、基本的な知識を問うA問題と知識の活用を問うB問題、そして学習や生活の状況を聞く調査があります。

昨年は、大阪府教育委員会から、この全国学力テストの結果を、大阪府公立高校の入試にかかわる調査書の評定平均に反映していくとの方針が出て、少し混乱した面もありました。今年度は、この調査の結果を活用することはなくなり、その代り6月に大阪府が独自に実施する「チャレンジテスト」の結果を活用することとなりました。

しかし、学力や生活の実態把握をする目的でありますので、一人ひとりが今持てる力をしっかり発揮してほしいと思います。結果は、8月末から9月ごろに届くと思います。

家庭訪問への協力のお願い

27日から、家庭訪問期間と位置づけて、子どもたちの家庭での様子や状況等を聞かせていただくための場の設定をお願いしています。各学年、担任を通じて、日程調整等をさせていただいていることと思いますが、ご協力をお願いします。子どもたちを真ん中に、家庭と学校が協働して取り組んでいくことで、子どもたちの力をつけていくことになると考えています。どうぞよろしくお願いします。

クラブ紹介がありました

4月12日には、1年生にむけて「生徒会クラブ紹介」が行われました。1年生には、「本当の友だち」をつくっていくためにも、生徒会活動にも、部活動にも積極的に取り組んでほしいとの思いがこもっていました。

最初に、生徒会活動についての説明とそれぞれの専門委員会(代議員・書記・図書・文化・体育・整美・保健厚生)の活動内容についての説明がありました。その後、各クラブの2・3年生より、それぞれの活動の内容をパフォーマンスを交えながら、楽しく紹介していきました。1年生も、「どのクラブに入ろうか」との思いを持ちながら、それぞれの発表を見てくれたことと思います。現在、1年生は仮入部期間ということで、いろんなクラブを見学したり、体験したりして、じっくり考えてほしいと思います。26日が「クラブ集会」となっており、その日でクラブ本入部となります。中学生にとっての部活動は、とても大きな意味をもつものとなってくると思いますので、しっかり自分で考えて決めてほしいと思っています。

    

文化総合発表会について

 さて、クラブ紹介の中でも、昨年度の文化総合発表会のことが出ていましたので、ここで今年度の取り組みについて少し説明しておきたいと思います。

 昨年度は、ステージ発表として、吹奏楽部、放送部、公判見学、ビブリオバトルの発表、展示発表として家庭科部、美術部、国語科の発表がありました。子どもたちは、とても一生懸命に頑張り、どれも素晴らしい発表となっていたと思います。この「文化総合発表会」は、かつて行われていた文化祭が行事精選ということで廃止となり、その代りに文化部の発表の機会を一部残そうという趣旨で始まったものでした。ところが、年々この文化総合発表会の取り組みも大きくなってきており、当初の目的とは違う形で広がってきました。そのため、2学期の行事や取り組みが過密になってしまい、ゆとりを持って教育活動に取り組んでいくことが難しくなってきている側面も出てきました。そこで今年度は、一度これまでのような形での「文化総合発表会」は中止とし、それぞれの文化部が独自に工夫して発表を行っていくことを大事にすすめていくこととしたいと考えています。今後、どのような形で文化部の発表を行っていくのか、あるいはビブリオバトル等の取り組みをどうしていくのかについては、引き続いて議論をすすめ、考えていきたいと思っています。

 なにとぞ、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。