であいとふれあいをもとめて

 

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、戦後70年、阪神大震災20年目という節目の年で、そのことを子どもたちにどう伝えていけばいいのかを改めて考える機会になったように思います。

 

         プレゼント

                         SEKAI  NO  OWARI

 

「知らない」という言葉の意味 間違えていたんだ

知らない人のこと いつの間にか「嫌い」と言っていたよ

何も知らずに 知ろうとしなかった人のこと

どうして「嫌い」なんて言ったのだろう 流されていたんだ

「知らない」ことは怖いから 醜い言葉ばかり

吐き出して誤魔化して

自分のことまで嫌わないで

 

ひとりぼっちになりたくない ここにいてよ

その言葉言えなくって 心閉ざさないで

ひとりぼっちにさせないから 大丈夫だよ

その言葉返せるように 強くなりたい

 

 

「命を大切にする」「平和を考える」ということを、一人ひとりが自分のこととして、今あらためて深く考えていくことが求められているように思います。

そして、目の前の子どもたち一人ひとりが、自分の存在を肯定的にとらえられ、ほっとできる「居場所」を感じられているのかを私たち大人は問う必要があります。

子どもたち一人ひとりが抱えている背景や課題は、当然のことながら違います。私たち大人は、自分の生活体験や価値観だけに基づいて見ていては、全く見えてこないことも多いことだと思います。そのためにも、いろんな人と出会い、その中で暮らしている人の思いにふれることで、少しずつ私たちの想像力を広げていくことになるのではないでしょうか。

昨年は、セクシャルマイノリティの子どもたちを考える講演会があり、私たちのもっている「あたりまえ」が問われることとなりました。

そんな中で、12月3日には、昨年度に引き続き生徒会執行部のメンバーは、「子どもの権利と参加」というテーマのワークショップ(浜田進士先生)を行いましたが、その感想の中に、「 私は最初、子どもには権利がそんなにないと思っていたけど、育つ権利や守る権利など、いろいろな権利によって、私たち子どもは守られているんだなと思いました。私たちが、安全に自由に過ごせるのは、大人の人たちがいろいろな意見を出し合ってくれているからなんだと思いました。自分が思っていることは、言葉に出してみないと伝わらないと改めて思いました。なので、意見などは積極的に言葉に出していきたいと思いました。」とありました。

私たち大人は、子どもたちのそんな思いを裏切らないように、「子どもの人権が尊重される学校づくり・地域づくり」をすすめていくことが大切であると改めて感じます。そのために六中教職員は、地域・保護者の方の力を借りながら、今年も全力で取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

学年の総まとめとしての3学期

 さて、2016年がスタートしました。それぞれが今年1年をどのような年にしていきたいのかをこの冬休みに少しはイメージを持ってくれたでしょうか。生徒会スローガン「自分たちから~積極性は仲間を認める温かい心から」の達成に向け、今の学年での取り組みのまとめをしていくのが、この3学期となります。とりわけ3年生にとっては、中学校最後の学期となり、次のステージにいい形でつなげていくためにも、しっかり締めくくってほしいと思います。

 <当面の予定>

 

1月12日(火)  3年生 第4回実力テスト

    13日(水)  1・2年生 チャレンジテスト(大阪府)

               1年=国・数・英

               2年=国・社・数・理・英

    14日(木)  2年生 百人一首大会

            生徒会専門委員会

    15日(金)  いのちと安全を考える日

               全校朝礼=阪神大震災21年

               6限目=交通安全教室(2年生)

    19日(火)  2年生 障害理解教育

    22日(金)  PTA実行委員会

    25日、26日 3年生 学年末テスト

    26日(火)  3年生 私立高校出願

            1年生 性教育・PTA学年懇親会

            ふれあい教育協議会

    28日、29日 3年生 面接練習