であいとつながりをもとめて

  学年目標達成に向け、 本格的に動き出す

 今年度の学校スローガンを「自分をあきらめず、人とつながり行動できる力を~『自治の力と信頼感』を高めよう」としてスタートしています。また先日お知らせしましたように、生徒会としての今年度のスローガンも、各学年・クラスから上がってきたものを現在、最終的にまとめ、整理したうえで、間もなく出来上がってくるものと思います。

 そして、それぞれの学年でも、今年度の目標を立ち上げ、自分たちの課題に応じての取り組みにむけ、本格的にスタートしました。

◆1年=「自分たちから協力して 助け合いながら行動!」

「六中生とは、どんなものか少しは実感してきましたか」と、先日の朝礼で1年生に語りかけました。一つひとつの行動やどこで頑張るのかなど、先輩の姿を見ながら、自分たちも「六中生」として、どうあるべきかを考えながら取り組んできてくれているように思います。学力を高めることと仲間づくりをすすめることを大切にしていこうと班活動や学習貯金ノートの取り組みも始まっていますが、一つひとつ丁寧に進めていってほしいと思います。さて、初めての中間テストです。どのように学習をすすめていけばいいのか、と悩んでいる人もいるかもしれません。しかし、学習の方法は自分で見つけていくしかありません。だから、まず自分なりにやってみることです。その結果から、少しずつ「自分の学習方法」は創られていきます。頑張ってください。テストが終われば、校外学習があります。班活動をしっかりすすめることで達成感を味わい、71期生の仲間づくりの大きな一歩としてほしいと思います。

◆2年=「自分から行動~周りを動かす力をもって」

 70期生は、昨年1年間地道に積み上げてきたことが、一人ひとりの力になっていると感じています。学習面においても、様々な取り組みについても、とても前向きに、周りのことを意識しながらすすめてくれていると思います。2年になって、より自分たちでその力をアップしようとの思いが、学年目標にも表れていると思います。12日の学年集会では、各クラスの目標や宿泊学習への目標が話されていました。それぞれが、とてもユニークなものとなっていて、一人ひとりがそこへかける力の強さと柔らかな空気感を感じました。今は、その宿泊学習に向けての取り組みがすすめられていることと思います。この行事を通して、70期生の信頼関係をより高めるため、「楽しむ・協力・けじめ・深める」を軸に、頑張って創りあげてほしいと思います。

◆3年=「69期生 諦めるんじゃない~頑張った先に笑顔がある」

「3年生になっての決意」がしっかり感じとれる69期生。学年だよりで紹介される作文からも、そのことは強く感じます。しかし、いきなりテストが続いています。全国学力・学習状況調査につづき、第1回実力テスト、そして今度は中間テスト。やっぱり「3年生」となれば少し違うぞと感じていることと思います。「難しかった」と厳しい結果にも、少しあたふたしている面があるかもしれません。しかし、進路の壁を乗り越えるためのハードルは、これから続いていきます。一つひとつの結果から、次のハードルを越えるための自分の課題を見極め、地道に取り組んでいくことが何より大切です。そのことで、最終のゴールをクリアすることができてきます。保護者の方も、今回の実力テストの「点数」だけに目を向けるのではなく、今後の学習のあり方について話をしていただければと思います。    

 さて、進路の壁を乗り越えるために強い力となるのが「仲間」です。中間テストの後は、修学旅行が待っています。各クラスとも、修学旅行にむけた取り組みが急ピッチですすめられていることと思います。「仲間との出会い直し」となる大きな取り組みです。このハードルもしっかり力を合わせて(濃縮笑顔100% 69期生で)越えていきましょう。

 

PTA総会開かれる~新会長に山﨑悦子さん

 5月15日には、授業参観(5限目)につづき、PTA総会(6限目)が開かれ、今年度のPTA活動のスタートが切られました。参観では、子どもたちの授業中の様子を直接見ていただいたことで、どの学年においても、とても前向きに集中して取り組んでいる姿を実感していただけたのではないでしょうか。引き続いて総会には、およそ80名の方に参加していただき、今年度の事業計画及び予算について承認していただきました。そして、今年度のPTA会長に、改めて山崎悦子さんにしていただくことについても承認していただきました。今年度は、通常のPTA活動にあわせて、南部ブロックPTA研究大会(11月実施)の担当校としての取り組みも進めていかなければなりません。PTA役員及び実行委員のみなさまを中心に、子どもたちのために力を合わせて取り組んでいきたいと思いますので、1年間よろしくお願いいたします。

「学習評価を考える」~評価についての説明会実施

 今年度は、PTA総会に引き続いて、「評価についての説明会」を実施しました。大阪府公立高等学校入学者選抜の「調査書」の評価が、これまでの「相対評価」(10段階)から「目標に準拠した評価」(絶対評価5段階)に変わることを受けて、改めて評価についての考え方を説明する機会をもつこととしたものです。すでに配布しております「年間指導計画」には、それぞれの教科の学習内容と評価の観点や規準、評価方法等について記述されていますので、改めて読み直していただければと思います。説明会を欠席されたご家庭には、当日の説明用のプリントも子どもさんを通じて配布しておりますので、合わせて見ていただければと思います。また、不明な点等ありましたら、いつでもお問い合わせいただければと思います。よろしくお願いいたします。

 なお、説明会でも話しましたが、今年度から「通知票」の様式が変わります。学期ごとに通知票ファイルに成績表をはさみこんでいくスタイルになります。1学期末に、子どもたちに「通知票」を実際渡す時に、詳しく説明したいと考えています。(素点通知表の様式も少し変わります。)

「確かな学力」を子どもたちにつけていくために、学校と家庭とがスクラムを組んで、一つひとつ丁寧に取り組んでいきたいと考えています。

 今後とも、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いします。