であいとつながりをもとめて

  実感!職場体験学習で・・・職場体験1

 2年生は、1月5日(水)~7日(金)に職場体験学習を実施しました。3日間、なんと40もの地域の事業所等にお世話になることができました。私も、可能な限り地域を周り、子どもたちの「働く」様子を見てきました。嬉しかったのは、行く先々で、「子どもたち、よく頑張っていますよ。」「緊張しているようだけど、少しずつ慣れてきて頑張っています。」「とても礼儀正しくやれています。」等の声をかけていただき、2年生の「しっかり頑張ろうとする姿」を実感することができました。それぞれの事業所等では、子どもたちに様々な「体験」を考えていただき、とても配慮していただいているなぁと感じました。本当にありがとうございました。

職場体験2この3日間で様々な出会いや体験を通して、「『ありがとう』と言われるのが、こんなにうれしいことなんだと初めて知りました。」「まずは、あいさつをする、返事をすることが社会に出て最も大切なんだと思った。」等、子どもたち自身は、たくさんの「気づき」があったことだと思います。もちろん、3日間の体験で、仕事の本当の厳しさを実感することはできませんが、それぞれの職場で何を大切に働いておられるのか、だからこそ今、考えるべきことは何か等、実感してくれたものと思います。お家でも、どんな様子だったのか、ゆっくり話を聞いていただけたらと思います。

なお12月9日(火)5・6限目には、「職場体験学習報告会」を予定しています。子どもたちの体験の様子・学習での気づきを知るためにも、ぜひたくさんの方に来ていただけたらと思います。

ボランティアって何

 1年生では、これから「福祉・ボランティア体験学習」の取り組みに入っていきます。そのための事前学習として、11月12日(水)には、社会福祉協議会から勝部麗子さんに来ていただき、「福祉・ボランティア」についての話を伺いました。勝部さんは、以前NHKで放映されたドラマ「サイレント・プア」で、主演の深田恭子さん演じる「コミュニティソーシャルワーカー里見」のモデルとなった方です。誰もがもっている「やさしさ」や「思いやり」を具体的に形に表すことで、豊中を「やさしさあふれる町に」との思いで日々取り組んでおられます。当日、保護者の方も20名ばかり参加していただき、子どもたちと共に話を聞いていただきました。(保護者の方は、その後学年親睦会を持ちました。)

<1年=食育の取り組み> また1年生では、11月5日、7日、10日と3日に分け、それぞれのクラスで、食育の取り組みをしました。当日は、日本乳業協会関西相談室より講師の方に来ていただき、「自分で作ろう、お昼ごはん」というテーマですすめていただきました。健全な生活を送るために、食習慣がどれだけ大切なのかを話していただき、栄養バランスを考え、自分たちでご飯を作っていけるようにと「お昼ご飯作り」にチャレンジしました。それぞれ班ごとに協力して、「コーンライス」「パスタチャウダー」「ポムポムヨーグルトパンケーキ」を作っていきました。

普段から家でお手伝い等しているなぁと思えるようなテキパキとすすめる子がいる反面、なかなれない手つきで頑張っている子がいたりもしました。でもみんないい表情で取り組む姿を見ることができ、なかなかおいしくできた様でした。また、家でも「ご飯作り」に取り組んでほしいと思います。

 

進路に向けて  3年=三者懇談へ

 3年生は、10月31日に第3回目となる実力テストを実施しました。この結果を受けて、いよいよ「自分はどのような進路をとるべきか」を具体的に考え、決めていく時期に入ってきました。11月13日からは、保護者の方にも時間をとっていただき、「三者懇談」を実施しています。進路のことを考えると不安な気持ちや迷い・悩みでいっぱいになっていることと思います。この間クラスでも、そんな不安な気持ちを出し合い、少しでもそれを和らげていくために、いろいろ話し合ってきたことと思います。「あんな明るく振るまっている子も、じつはあんなに悩んでいるんだなぁ」ということを知り、不安に思っているのは自分だけではないんだという実感をもったことだと思います。そんな共感を胸に、少しの勇気を出して、自分なりに前を向いてがんばっていきましょう。

◆AETの先生が来られています

 11月4日から、AETのイサイアス・ガルシア先生が来られ、英語の授業をすすめていただいています。アメリカのテキサス州出身の方で、2年前にも六中に来ていただいたということなので、3年生はすでに「顔見知り」となっています。2月末日までの期間、子どもたちには、この機会をとらえ、少しでも多く英語で話しかけをしてほしいと考えています。

◆子育て講演会

 11月6日(木)には、ふれあい教育協議会(地域教育協議会)主催による「子育て講演会」が行われました。夜の時間帯にもかかわらず、たくさんの方に来ていただきました。講師には、関西外国語大学の教授の明石一朗先生に来ていただき、「子どもの学びと育ちを確かなものに」というテーマで話していただきました。明石先生の「笑い」の絶えない話しぶりの中で、ずんずんと話の内容に引きこまれていったように思います。かつて小学校教員として、子どもと関わっての「気づき」やご自身の「子育て」の中から感じられてきたこと等、3つのキーワードを示しながら、具体的に話していただきました。参加された保護者の方からも、「とても楽しく聞くことができ、自分の子育てを考えるいい機会になりました。」等の感想をいただきました。


生徒会新執行部スタート

 生徒会では、10月28日(火)に「引継会」が実施されました。今回、新執行部で頑張ろうとする生徒が多く、引継会も多人数となりましたが、旧執行部のメンバーから、新執行部のメンバーにむけて、熱い思いと願いが語られました。とりわけ、「スローガン作り」や「リーダーとは何か?」といったテーマで意見が出され、何を大事にして執行部として取り組んでいけばいいのかを考える機会となったようです。

14日(金)の生徒会朝礼では、後期の専門委員会等の活動方針をしっかり報告してくれていました。今後、後期の執行部では、「子どもの権利条約」等の学習をすすめていく予定です。「自治の力と信頼感」を高めるために、子どもたち自身が、いかに主体的に考え、取り組んでいくのかが大切になってくると考えています。後期の生徒会の活動もその目標に向けてしっかり動き出したようです。

 

大阪府中学校生徒会サミットに代表参加!中学生サミット

11月8日(土)には、「大阪府中学校生徒会サミット」が、大阪府庁・大阪府議会議場にて開催されました。これは、府内全市町村の中学校生徒会代表が集まり、意見交流等を行うもので、今年度は特に「いじめ」をテーマに活発に話し合いがなされました。豊中市からの生徒会代表としては、本校の旧会長の藤原さんと新会長の西村さんが参加し、緊張感の中、しっかりと自分の意見を出してくれていました。特に二部の全体での意見交換で、六中のスローガン「視野の拡大」の発表に対して、他の市町村代表から「とてもいいと感じた。自分たちも考えていきたい。」との反響もありました。生徒会朝礼でも、藤原さんから報告がありました。

歴史ある大阪府議会議場の席に座り、豊中市の代表として、他市町村の生徒たちと意見交換ができたことは、二人にとってもとても大きな体験になったことだと思います。本当にご苦労さまでした。

私たちは、8日に行われた大阪府中学生サミットに参加しました。大阪府の全ての市町村の代表が集まり、生徒会や学校、いじめについて話し合いました。私は、その話し合いを通してそれぞれ住む地域や環境は違っていても、生徒会に対する気持ちは同じなんだなと思いました。一部では、いじめについてグループに分かれて話し合いました。初めて会った人たちとグループとして活動したり、話し合うことは初めてのことだったので、すごく新鮮でおもしろかったです。二部では、グループでの発表と参加者全員で意見交換をしました。とても人数が多く、会場もよく広かったので、自分の意見を発表するのはとても緊張しました。でも私の発言したことに対して、「いいと思います。」と言って下さった人がいて、とても嬉しかったです。たくさんの人と交流ができ、会場もすごく立派な場所だったので、すごくいい経験をさせてもらえたなと思いました。これをきっかけに、もっと生徒会活動に力を入れていきたいと思います。(藤原)