三学期の取組み

▽もちつき大会 1月13日(土)

 PTA主催のもちつき大会。3年生に 受験を前にがんばってほしいという激励の意味を込めておこなわれるようになった会です。一段と寒さがキビしい日でしたが、今年も地域の方がたくさん朝早くから、炊き出しともちつきの手伝いに来ていただきました。参加の生徒も徐々に増えてきて、大盛況でした。9時半からのスタートでしたが、早く用意ができていたのと集まりがはやかったので、9時すぎには、オープニングスタート!!吹奏楽部が2曲演奏、石垣PTA会長のあいさつと続きます。生徒会は、今年も同時進行で、ネパール支援の古着回収をおこなっていました。昨年からノロ対策で、火を必ず通したメニューになっています。豚汁、ぜんざい、しょうゆ餅、きなこ餅。

 つき役、丸め役も生徒が手伝ってくれました。前日の準備は、約50名、当日は、約70名のPTAや地域、生徒有志の手伝いがありました。本当に感謝です。つきたてのお餅は最高においしかったです。

   

   

二学期の主な取組み

◇門松づくり 12月18日(月)

 今年も地域の方による門松づくりが行われました。

桜井谷地区には、昔京都までつらなる長~い竹林があったそうです。その片鱗はごく一部にしかのこっていませんが、モノレール柴原駅の近くの柴原体育館横の壁画には、たけのこのおおきなレリーフが飾られています。竹の会というのが地域にあり、近くの大阪大学の竹林の保存など活動をされています。竹切りから始まり、りっぱな門松を地域の方々に作っていただきました。職人技に見とれてしまいます。生徒会の執行部の生徒たちも手伝いました。 高さ約240cm、台の幅50cmのおおきな門松です。二中校区の2つの小学校にも同じものが飾られています。

   

  

◇二中校区 地域教育協議会主催 スポーツフェステイバル 開催 10月21日(土)

 二中校区すこやかネットの取組みは、スポーツを通して、地域や園小中学校とつながっていこうというものです。今年度は21団体のご協力を得て、成り立っています。

 台風21号の接近により、開催があやぶまれましたが、体育館のみの開催としました。午前中は、二中でバドミントン、バレーボール、桜井谷小学校でこどもフェスタ、午後は、二中のみで卓球を行いました。

 最初の30分は小学生も参加できるオープン参加の時間帯です。雨のためか、申し込みより少ない人数でしたが、小さい子供さんから大人までバドミントンや卓球を楽しむことができました。中学生も日頃大人の方といっしょに活動することはありませんので、胸をかり、一緒に練習をさせてもらいました。

  

◇PTA葉がり作業 

 8月の最終日曜日(27日)恒例のPTA葉がり作業が行われました。今年は、たくさんのクラブが参加してくれました。

    

ユネスコスクールの取組み  〈平成29年度(2017年度)第2弾〉

     ~ネパール復興支援 いざネパールへ~  

 昨年度より二中が集めた募金(7000円)とPTAからの寄付されたジャージ上下10着を持って、夏休み中に校長自らネパール(首都カトマンデウ)へ飛びました。

 ネパール大震災支援をはじめて3年、TIFA(とよなか国際交流の会)所属のバテイさんから二中生はいろいろなことを教えていただき、支援してきました。国際理解教育で、ネパールのことについて学び、1年生のボランテイア活動の募金グループではたくさんの支援金を集めましたし、生徒会も支援物資(冬物衣料文房具など)の回収や募金活動に協力してきました。それらのお金や物資がどのように活用され、今現在復興の状況はどのようであるのか、校長が見てきました。

 二学期の始業式後の集会で校長自らが ネパールの様子を全校生徒に報告しました。

  

       

 ネパールはアジアの中でも発展途上国の一つです。日本からは直行便もなく、近そうで遠い国です。2015年の大震災後世界中から支援の手がさしのべられましたが、末端まで支援の力がいきわたってない状態です。

 世界文化遺産の大部分もまだまだ修復されておらず、いたるところ痛々しいぐらいの支柱で囲まれていました。(写真左上)被災地のブンガマテイ村では、未だに被災住宅がそのままの状態でたくさん残っています。粘土で積み上げただけのレンガ造りの古い住宅は軒並み壊れていました。パンチャさんのお家の一部の修復費として二中が昨年集めた募金が使われたそうです。(写真上中央)二中から今回持ってい行った支援金は、女性自立のための帽子や手袋等制作用の毛糸代としてお渡ししました。(写真右上)ジャージは、写真の学校にお渡ししました。被災地のファルシドール村の小さな学校でした。子ども達は、この日昼食も食べず居残り勉強をしていました。(写真下左)ファルシドール村のトタン屋根の仮設住宅は、TIFAさんらの支援で建てられたそうです。仮設住宅を除けば、一昔前ののどかな日本の農村を思い出す風景でした。(写真下右)ネパールという国からいろいろなことを学びました。同じ大震災を経験している国どおしですが、物にあふれ、豊かで経済力のある日本とあまりにも違うネパールです。が、ナマステとあいさつを交わしてくれるネパールの人々の笑顔は忘れられません。発展途上国という”怖さ”は全く感じず、家族を大切にするとてもおだやかで心優しい人々の国でした。

1学期の主な取組み

○ ユネスコスクールの取組み  〈平成29年度(2017年度) 第1弾〉

 『インドネシアの中学校との交流』(5月22日)

  ・インドネシア 西ジャワのパンドン市の(私立)ムテイヤラ・ブンダ中学校から先生含む約20名が来校し、全校生徒と歓迎セレモニー、その後、2年生と交流をしました。歓迎セレモニーでは、校長あいさつ、生徒会長のあいさつ、二中吹奏楽部の歓迎演奏をし、お迎えしました。インドネシアからは、民族楽器である『アンクルン』の演奏を聞かせてもらいました。竹製の楽器でハンドベルのように手で持って、鳴らします。一つの楽器が一つの音で、その組み合わせで、すてきな音色になります。竹のかもし出す音は、日本人に通じるものがあり、うっとりと聞かせてもらいました。なんと!この時、使用された楽器はすべて寄付していただきました。今、廊下に並べています。

     

    

  2年生とは、一緒に遊びを通して、交流しました。インドネシアの遊び「ボイボイアンゲーム」を教えてもらい、そのあと、二年生と「折り紙」で一緒にツルを折りました。お弁当を各クラスでいっしょに食べました。私たちは、インドネシア語はできませんが、片言の英語で会話をしました。言葉はなくとも気持ちで交流していました。たくさんのおみやげもいただいています。インドネシアの中学生には、日本の中学生はどのようにうつったでしょうか?短い時間でしたが、民族色の強い交流でした。

○ 地域の子どもたちとの交流 (6月9日)

 ・今年度も中庭の芋畑の開墾(地域の花岡さんにしていただきました)、苗の植え付けの準備などを行い、1年生が近隣の桜井谷こども園、豊中みどり幼稚園の園児と一緒になって、芋の植え付け、水やり、除草を行いました。

           

 ○ あいさつ運動 (毎週月曜日 朝)

 ・生徒会が主体となって「笑顔であいさつ」の旗を立てて、毎週月曜日に校門前であいさつ運動を実施しています。PTAや健全育成会のみなさんにも協力していただいています。

   ←二中校区で見かける黄色い旗

○二中校区三校(桜井谷小、桜井谷東小学校、二中)合同教職員研修会(6月21日実施)

 二中校区の三校では、小中一貫事業として、さまざまな取組みを進めています。6月には、恒例の授業見学と教職員交流会を行っています。今年度は、桜井谷小学校の担当で、全クラスの授業見学と6つの分科会に分かれての教職員交流会を行いました。新しい年度が始まり、また先生方の顔ぶれも変っています。二中校区の先生どうし、交流を通して、校区や校区の子どもの様子を知る機会を持つことは、大変有意義です。小学校と中学校の垣根を取り除くいい機会です。

 「地域連携」の分科会では、地域とのつながりを再認識しました。学校の行事等でいかにたくさん桜井谷の地域のみなさんに助けられているのか、また桜井谷地区の様子なども交流して、知ることができました。これからも地域に根ざした学校づくりに努めていきたいと思います。

         ←分科会で話をしている様子です。

○朝の読書タイム!!と図書館活動

 ・一時間目の始まる 朝の10分間に『読書の時間』があります。ご覧のとおり、静かに教室で自分の好きな本を読みます。テスト前ですがご覧のとおり、まじめに読んでいます。読書タイムはみんなの好きな時間の一つです。本校は、図書館教育・図書館活動も盛んです。         

  ↓朝の読書タイム                    ↓図書館前の『本の名は。』の展示                                                                             本の中の言葉だけを頼りに本を探す企画です。