いよいよ田植えです

昨日しろかきを終え、いよいよ田植えの日がやってきました。

 

今日は、能勢で農家をされている、

奥畑 司(おくばた つかさ)さんにやりかたを教わりました。

 

田植えで使う道具

先生たちは、特に道具は使わずに田植えをしましたが、

 

トラクターで作業をされる奥畑さんには、

快適に仕事ができるようになる道具がいくつかあるそうです。

 

☆その1 笠(かさ)

☝これです。 

これがあると日よけになってすずしい! とのこと。

 

・・・・・先生は思いました。

 

 

これって、別にふつうのぼうしでもいいのでは、、、、

 

  

 

・・・しかし、それは先生のかんちがいでした。

 

 

☝これは笠をうらから見た写真です。

これで納得しました。頭につく部分が少なく、風通しがいいということなんですね。

 

日よけにもなり、すずしい、、、

みなさんもぜひ外遊びの時などに、笠を使ってみるのはどうでしょうか。

 

 

☆その2 偏光(へんこう)サングラス

☝これが偏光サングラスです。 

 一見、普通のサングラスと変わりませんが、、何が違うのでしょう。

 

普通のサングラスは日光のまぶしさを和らげる役割がありますが、実は偏光サングラスはそれに加えて、

水面や路面などから反射した光をカットする機能もあるそうです。

 

奥畑さんは、田んぼの水面につけておいた印が見やすくなるので、まっすぐ田植えをすることができるんだよと教えてくださいました。

 

そういえば、マラソン選手が同じようなものを身に着けているのを思い出しました。

何か関係があるのでしょうか、、、。

 

 

☆その3 サポーター

奥畑さんは日焼け防止のために、暑い日も長そで長ズボンで作業されるそうです。

しかも、うでにこのサポーターをつけるんだそうです。

 

 

え!? 余計に暑くならないのかな、、、、

 

これは、実は安全に仕事を進めるための道具だそうです。

 

 

トラクターは土をかき混ぜるスクリューなどがあり、気をつけて扱わないと危険です。

暑いからといって長そで(奥畑さんはYシャツ)をうでまくりしたら、、、

そでの部分がトラクターに巻き込まれる事故がおきる可能性があるとのことです。

 

やはり安全第一。 安心できるからこそ快適に仕事が行えるのですね。

 

さあ、田植えを始めましょう

 

いよいよ田植えの始まりです。

本日持ってきていただいたイネが、、

 

 

☝こちらです。

 

キヌヒカリ」という、コシヒカリに似た品種だそうです。

 

手でつかめるくらいの量をとって、、、

 

 

いざ出陣!

 

「結構冷たいー!」「思ったより深い・・・!!」「転びそう!」

大人でもなかなかできない経験なので、みなさん楽しそうです。

 

 

4、5本のイネを1セットにして、田んぼに植えていきます。

植える場所の間は20cmほどあけるようにします。

泥の中まで指を入れるので、意外にもしっかりと植わってくれます。

足は深い所だと30cmくらいは泥につかるので、思うように体が動かず転びそうになります。

 

・・・四苦八苦しながらも、なんとかきれいに植えることができました。

 

☝碁盤の目(ごばんのめ)のようにきれいに植わっています!

 

今後の活動

今後は雑草を抜いたり、水の量を調節したり、肥料をまいたりするなど、、

収穫までたくさんお手入れをしながらイネを育てていきます。

おいしいお米ができるといいですね。

 

 

最後にクイズ!

◎第1問◎

これは何という動物の角でしょうか。

 

◎第2問◎

これは、何という動物の牙(キバ)でしょうか。

 

◎第3問◎

第1問と第2問の動物は、どちらもイネを食べてしまう動物です。

しかし、食べる時期がちがいます。

それぞれ、どの時期にイネを食べに来るのでしょうか。