春が来て、さくらが咲き、花が咲き乱れ、色豊かな日本の風景がいつもと同じように目の前にありました。しかし、人々の心は、小さな小さなウィルスという生きものに乱され、これまでの生活は一変してしまいました。

 学校でも、当たり前のようにやっていた毎日の授業、子どもたちとのやり取り、行事もすべて一から見直さなければならないことに、正直に言いまして困惑しました。

 ところが5月に入り、分散登校が始まると、子どもたちが元気にやって来てくれて、こちらも元気をもらいました。やはり、子どものいない学校は学校ではない。本当にそう思いました。

 現在学校は、「密集・密閉・密接」の3密を回避すべく、暑いけれどマスクをし、自らが感染しない・させないように、手洗いを念入りにして過ごしています。そして、現在の状況ではできない活動が多い中、どのような工夫をすれば、少しでも子どもたちに必要な活動ができるのかを考えて取り組んでいるところです。

 6月1日からは二分割登校、15日からは全校一斉の登校となります。3密の回避と熱中症の対策を講じながら、感染症を正しく知り、正しく怖がって、子どもたちの笑顔が自然とこぼれる、安心できる学校にしていきたいと思っています。

 

                    令和2年(2020年)6月2日(火)

                       豊中市立東泉丘小学校

                       校長   佐藤 裕之